2004年2月1日(日)

今日は部屋の掃除をしました。卒論を書くために資料を机の上から床にまで広げていたので、それを片付けたわけです。窓を開けて久しぶりに風を通し、これでやっと人が住める場所に戻ったような気がします。

近いうちにペンFを持って散歩したいと考えています。試写という意味もありますが、ひさしぶりの散歩として楽しみです。メモにもちょっと書きましたが、ペンFは29日に届きました。ファインダー・スクリーンは全面マットですが、暗いレンズ(買うか買わないかは別にして)を付けたときにもプリズムの翳りがない、という意味では有利ですし、暗めの室内などの状況下以外であればピント合わせは問題なさそうです。

ちょっと気になっているのはレンズの状態です。カビはないものの、埃のようなものが多くあって、クリアな感じがありません。綺麗なものを入手したいんですが、あんまり数がないみたいです。

2004年2月2日(月)

ずっと前から買いたいと思いながら保留してきた露出計を、やっと今日、購入しました。機種についてはちょっと悩んだものの、左の画像でも分かるように、スタジオ・デラックスのL-398の中古を購入しました。9800円+税。

付属品は、ケースと白色平板、光角度板とほぼフルセットで、取扱説明書だけがありません。ただ、購入後に昼食をとりながら操作していたら、だいたいの使用法は分かりました。それに、ちょうど以前発見した当該機種の説明書のコピーを掲載しているサイトを保存しておいたので、使う上での問題は、いかに私が習熟するか、という一点にあります。

これでペンタックスSVも、レチナも、ペンFもちゃんと使えるんだと思うと、すごく嬉しいです。

EOS用の標準レンズを売ろうかとちょっと考えています。AF一眼レフはズームレンズが1本あれば特に問題ないですからね。

2004年2月3日(火)

今日は節分です。いちおう巻きずしが家にあったので、夕食として食べましたが、恵方などは関係なく、下を向いてもくもくと。近くのおすし屋さんで買った巻きずしだそうですが、はっきり言って全然おいくしないんですよね。まずくもないんで食べましたけど、もっと根性を入れて作るべきだと思います。まあ、もともとそんなにおいしいものを提供する店ではないですが。

おいしいものが作れない、提供できない、というのは、全く同情の余地がありません。まずいもので思い出しましたが、阪急だったか阪神だったかの百貨店の「美々卯」で、さる友人と一緒に昼ごはんに天ぷらそばを食べたんですけど、これがひどかった。1200円くらいしたと思いますけど、ランチで1200円で、あの味は、ちょっと考えられないですね。そばはゆですぎだし、てんぷらはべたべたしてたし。

私はだいたい食べ物に関する好き嫌いはありませんが、唯一言っておきたいのが「まずいもの」は嫌だ、ということです。

2004年2月4日(水)

葬式というのは、親しい人だけでするのが一番いいと思います。葬式というのは故人よりも残された人のためにとり行うものですからね。「そうか、あの人が亡くなったのか」という程度の思いしかない人やら、私みたいに故人を知らない人が参列したところで、あんまり意味がないですからね。

ただまあ、何度か通夜や葬式に行ったことがありますが、ほとんどが存在は知っているけど、ほとんど会話したことがない、という人ばかりなので、そういう淡白な思いしかないのかも知れません。

しかし、死ぬというのは、本当によく分からないです。どういう感じなんでしょうね。臨死体験なんていうのは、あくまで「臨死」であって、実際に死んでいるわけではないので、参考にもならないですから。まあ、知るには実際に死ぬしかないんでしょうけど、今のところは特にしようとは思いません。

2004年2月5日(木)

今日はペンFと露出計を持って、散歩しようと思っていたんですが、すごく寒くて気分が乗らないのでやめにしました。そうしたら、ちょうど雪も降ってきまして、本当に行かなくてよかったです。ただ、ペンFの試写を未だしていないのは問題です。

露出計に付いてきたケースは、こういうもの(LINK)で、本体と白色平板、光角度板(反射光測定用)が入るような設計になっています。特に不便なものではないですが、私としては、もっと以前の本体と同じオーヴァル型の革製ケースの方が魅力的に思えます。ケースだけで売ってたら買うんだけどなあ。

上の画像はサイト用にペンFのペンタプリズムのないトップカヴァーと、花文字Fをメインに撮ってみたものです。OM-1と似たアングルになってしまいましたが、同じメイカー、同じ設計者だしいいかな、と。

2004年2月6日(金)

夜にドン・キホーテに行ってきました。戎橋筋にある(ただし行ったことがない)のと、六本木のお店(ビル全体を占有している大きい店でした)でトイレを借りたくらいで、じっくり見たことがなかったんですが、いろいろ売っていて面白いところですね。まあ、今更私が改めて書くようなことではないですが。

カメラという観点から言えば、EOS Kissの海外版である3000N(メイカーによると「主に東欧、アジア」向けだそうです)とシグマのズーム・レンズ2本セットで2万9800円だったり、デジカメの旧機種が2万円弱であったりと、まあまあ安い感じでした。購入する気はないですけど、カメラ好きとしてはカメラが売っていると嬉しいんです。

それと、全体的にそんなに安くはないみたいです。ヴィデオ・デッキも1万円くらいでしたし、電池もそんなに安くない。ブランド物もアウトレットの方が圧倒的に安いし、時計だって普通です。ただ、ぽつぽつと激安のものがあって、それが欲しいものだとラッキー、ということでしょうね。それに品数が多くて、見ているだけで楽しいのでまた行こうと思います。

2004年2月8日(日)

昨日は「なんばパークス」でちょっと写真を撮りました。20コマくらい撮ったんですが、24EXフィルムを入れたので、まだ半分にも達していません。被写体としては面白いところでしたが、寒かったのと、ひとりではなかったこと、そして午後から行ったためすぐに暗くなったという理由により、撮影コマ数は少なかったわけです。

露出計も一緒に持って行きましたが、便利でした。使用感がいいというか、何の問題もなくスムーズに使えるというのがいいです。まだフィルムを現像していないので、撮影結果がどうなっているかは不明ですが、失敗しても露出計が悪いというよりは、私の使い方が悪いのが原因でしょうから、これは何度も使うしかないですね。

「フィルムを通せば」をちょっと更新しました。所有カメラ、レンズ等の更新がメインで、あとは昔に書いた文章にちょっと手を入れました。

2004年2月9日(月)

以前落札したペンタックスSP時代の総合カタログ(1964~68年の間に発行されたものと思われる)を久しぶりに眺めていたら、ペンタックスSPがちょっと欲しくなってきました。SPの売りである「内光式露出計」の宣伝文句が「最も正しい露出を簡単な操作で決定!!!」というのが時代を感じさせますが、私もSPのひと世代前の機種であるSVを使って露出計なしの不便さを知ってしますから、TTLのしかも平均測光の露出計で計測した値が「最も正しい」ハズはないんですけど、「なるほどな、便利そうじゃないか」とついつい納得してしまいそうになります。

こういう古いカタログは、文章にその時代の雰囲気があって楽しいものですし、サイトにスペックを掲載するときの資料にもなります。もう1冊、前述のカタログよりはもう少し後の「タクマー交換レンズの使い方」という小冊子を持っていますが、これも面白い。

2004年2月10日(火)

今日、日本橋のまんだらけで「うる星やつら」の揃っていない分を購入しました。品揃え豊富なのがいいなあ、などど思って、帰宅して読んでしたら32巻だけないのに気付きました。どこかに忘れたのかと一瞬焦ったんですが、よくよく考えたら24~34巻までなのに10冊しか買ってないんですよね。本当は11冊なのに24-34=10なので、何の不審も抱かなかったのと、ちゃんと巻数をチェックしていなかったせいで買いそびれたみたいです。32巻は近くの古本屋さんで見たような記憶もありますが、また探しに行かないと行けません。

ペンFの試写が終わりました。やはり48コマは多いです。ちょっとだけ撮るときには12EXのフィルムを使うべきだと思いました。それとフジカラーのハーフ用のマウントを最寄のキタムラで注文しました。なくなって困るのは嫌なので25枚入りを20箱。まだ生産を続けているのはすごいと思います。店頭でフジの製品一覧を見ていると、APS(C、H、P)用、TXシリーズ用のフルサイズ・パノラマ用のマウントも作っているみたいです。

2004年2月11日(水)

先日、ふとしたきっかけから漱石の「私の個人主義」を読みました。青空文庫からダウンロードして、ワードで縦書きにプリント・アウトして読んだわけですが、わりと面白かったです。なるほどその通りだと思いました。学習院での講演という性格上、若い人に向けたものですから、ちょうど私などにはぴったりでした。

私は本という形態が好きで、青空文庫で小説を取ってきてもPC上では読む気がしません。読むとなったら袋とじ形式で印刷し、ホッチキスでとめて読むことにしています。紙の無駄とは思いつつ、PC上で読むのはすごく苦痛なんです。

現在も、電子式の本は存在して、見開きで読めるタイプのものもあるらしいですが、ちょっと買う気がしないですね。本というのは装丁、書体、余白等々を含めた総体のことであって、内容だけ読めればいい、というものではないように思います。もちろん、必要に迫られて読むものは、検索できてすぐ手に入る電子式が便利でしょうけど、趣味という意味においては、あまり興味が持てない、ということです。

2004年2月12日(木)

ペンFで撮った写真が仕上がりました。左の画像がそのフィルムです。シャッター速度と絞りを段階的に変えて同じ露出を与えてみたところ、最高速の1/500はちょっと遅いみたいですが、他はほぼ同じ露出になっていたので安心です。

しかし、レンズがクリアじゃないのでどんな写りになるか心配していたんですが、コントラストも解像度も色もしっかりしていました。あと、普通に構えて縦長の画面も、135システム換算で約56mmのレンズを使う上では便利でした。私は標準領域のレンズを使う場合、縦の画面が好きなんです。露出もスタジオ・デラックスが示した値で撮ってみましたが、いいようです。もちろん、露出計任せではなくて私の経験を加味し、かつ、不安な場合は露出を変えて何コマか撮りますけどね。

それと「うる星やつら」をやっと揃えることができました。34巻で4000円くらいなので、手頃ですね。よく考えたら、最近新品をあんまり買ってないなあ。

2004年2月13日(金)

今日はさる友人と大阪城の梅林に行ってきました。まだあまり開花していないのに、ひどく混雑していまして、多くの人がカメラを持っていました。私はペンタックスSVを持って行きましたが、さすがにそれより古いカメラは見ませんでした。

上の画像はペンF用の38mmレンズです。外観も汚くてヘリコイドも硬く、落としたのかフィルター枠は変形していて、レンズも埃だらけですが、昨日書いたようにちゃんと写っていました。カメラってすごいな、と思います。ピカピカじゃなくても(もっと言えばボロボロの外観でも)、順光で露出を合わせてやれば、大抵はちゃんと写ります。

広角レンズがちょっと欲しくなりますが、軒並み高価なものばかりで、かつ暗いものが多いので、ファインダーが暗いペンFではF1.8の38mmレンズだけで欲張らずに使うのがベストのように思います。

2004年2月14日(土)

露出計をかったおかげで、レチナまで実線投入できるのはありがたいです。わざわざシャッター速度を調整してもらったカメラですから、バシバシ使っていこう思っています。そのためにも実践的な露出計ケースが欲しいです。

冬場はポケットがたくさんあるし、容量も大きいからまだいいものの、もともと露出を記録するために紙とペンを入れるのが常なので、露出計が出しにくい。だから、服装に左右されない入れ物が欲しいわけです。そこでメモにも書いた、モンベルのバッグのストラップに付けるコンパクト・カメラ用ケースに注目しています。

ペンタックスSVの撮影結果が気になります。以前撮影したときには、全体的に露出過多だったので、シャッター速度が遅めになっている、あるいは自動絞りの作動が甘くなっているのでは、という疑いを持っていたものの、露出を勘で設定したため原因を突き止められずにいたのです。ですからこの度、露出計と違うレンズを使って撮影したというわけです。

2004年2月15日(日)

ペンタックスSVの撮影結果は、露出に関しては期待通りで安心しました。ただ、同じところをSMCタクマーで撮ったものとスーパー・タクマーと撮ったものとを比較する(焦点距離は違う。前者は28mmで後者は55mm)と、後者で空を大きく入れて撮ったコマなどは、特に逆光でもないのにコントラストが低下してしまっています。昨日の日記で書いたような心配は、このレンズのせいだったようです。ただ、オリンパスのモノコート・レンズなどでは画質低下は感じられないので、コーティングの違いというよりは、経年劣化による問題なのかも知れません。

しかし、こうなってくるとSMCタクマーレンズが欲しくなってきますね。特に55mmは安いし、徹底的な原因究明のためにも欲しいなあ。

モンベルのケースは、期待はずれでした。サイズが露出計を入れるにはちょっと中途半端で、収まりが悪いのです。バッグのストラップに固定する構造などはうまくできているのでおしいんですが、納得できるものが見つかるまで探すつもりでいます。

2004年2月16日(月)

ヤフオクでペンF用視度補正レンズ付きアイカップが出ていたのでチェックしていたんですが、5000円くらいになったので諦めました。だいたいペンF関連のアクセサリは高すぎる傾向にあります。レンズも高価ですが、マウントキャップやフードなどもこれまた高くて、すぐにカメラ本体くらいの金額はかかってしまうでしょうね。

水曜日までなら定期が残っていて奈良方面であれば安く行けるので、同じ行くならそれまでに散歩しようと考えています。天気予報によると水曜日がそこそこの天気らしいので、どこに行こうか考えておくつもりです。というか、最近は繁華街も面白いと思っているので、行ったことのない近鉄奈良付近もいいかも知れませんね。ついでにあまり行ったことのない東大寺付近もうろうろして。

2004年2月17日(火)

メモにちょっと書いたPKRの話ですけど、これは一応プロ向けということになっています。私はもちろんプロではないですが、コニカのリバーサル・フィルムを比較してみたところ、SRAとSRPではプロ向けの後者の方がよかったので、初めて使うフィルムはできるだけプロ向けの方を買うようにしています。

それはともかく、キタムラに出すとPKRの現像は中2日かかるそうです。検索すると一週間とか二週間と書いてあるサイトもあるので、それと比較すると早い方ですが、3日後というのは考え物です。中2日の「日」は「営業日」のことですからで、土曜日に出した場合は日曜日が休みなので4日後の水曜日になると思います。

そこまでして使う理由は、「M型ライカ完全マニュアル」に掲載されていたPKRで撮った写真の色とコントラストに魅かれたということ。もうひとつは経年劣化が少ないフィルムであるということです。私の撮った写真なんて、私の死後はゴミ以外の何ものでもないですが、生きている間くらいは綺麗に残しておきたいですから。

2004年2月19日(木)

昨日は平野に行くつもりで出かけたんですけど、何か体調がよくなかったのか体が重く、行く気が失せてきたため途中で帰ってきました。また機会を探して行こうと思っています。

それでその帰りに近くのセブンイレブンに寄ったら、19日に閉店するそうです。向かいにミニストップがあり、それに負けたようです。私もどちらかというとミニストップの方によく行きます。私の場合、セブンイレブンに行くには道路を渡らないといけなくて面倒だから、という理由ですが、朝の時間帯でも明らかにミニストップの方が混雑しています。2軒あった方が何かと便利なのに、寂しいなあ。

昨日電話してみたところ、ハーフ用のマウントは土曜日に入るそうです。実はもう入荷しているのに電話し忘れているんじゃないかと疑って連絡したんですが、そうではなかったようです。疑って申し訳ない、とここに書いても意味はないですが。

2004年2月20日(金)

夜型を戻そうと今日は昼前に起きたんですが、何だか気分が悪かったです。風邪ぎみなのかなあ。

あと、自室に蚊がいて気分が悪いです。こうしてPCをしていると耳元で例の羽音をさせます。叩き落してやろうと思うんですが、探してもいなくて、PCをし始めるとまた耳元で。困ります。暖かくなると虫が出たり、花粉が飛んだり、いいことないですね。

ヤフオクでいろいろと売ろうと思っているところですが、あれっとちょっと気力がないとしにくいですよね。出品のための説明を書いて、落札されたら相手にメイルを送り、入金次第発送できるように準備しないといけないし。こういう一連の作業を安くで代行してくれる会社があったら、意外と儲かるかな、と思ったりしますが、まあ高額の商品じゃないと無理か。

2004年2月21日(土)

ヤフオクにカメラ関連のいらないものをふたつ出品しました。合計で1万円くらいになったらいいな、という感じです。

私はだいたい、その商品がヤフオクでどれくらいの価格で落札されているかチェックをしています。平均的な価格が分かったら、まあだいたいこれくらいなら落札されるだろう、という見当を、自分が出す商品の程度などからつけて、その価格で納得できれば出品します。開始価格は最低この値段なら売ってもいい、というところに設定します。1円スタートの方が最終的には高くなる、というようなことも聞きますが、予想外の低価格で落札されても困るので。

今回はふたつとも綺麗なものなので、ほどほどの希望落札価格を設定しておきました。ちょっと高いかな、という感じの金額ですけど、今すぐに綺麗なものが欲しい、という人がいればラッキーですしね。

2004年2月22日(日)

ハーフ用のマウントを受け取りに行ってきました。ひと箱120円で、20箱なので2400円。以前購入したひと箱と合わせて525枚ありますから、まあ1年以上は大丈夫でしょう。それにしてもハーフ用のマウントって、どれくらい需要があるものなんでしょうか。APS用のマウントも存在しますが、どちらが売れているのかな、と思います。

私は午後から行ったんですが、夜になるとすごく雨と雷でびっくりしました。ただ、雷と雨の音はわりと好きです。出先でそういう目に遭うと忌々しいですが、室内にいる分には風情があっていいものです。

昨日、シェリー酒を買ったんですが、微妙な味です。紹興酒みたいな香りとアルコールのきつい香りがして、私は苦手です。カクテルも作ってみたんですが、どうも。

2004年2月23日(月)

昨夜、早速ハーフ用マウントを使ってみました。紙マウントとはいえ硬質の分厚い材質なのでしっかりとしています。質感としてはプラスティックよりもいいように思いました。また、普通のペンで書き込めるのは便利です。ただ、内側に糊が付けてあり圧着することでくっつけるという構造なので、糊が劣化したらどうなるのかは分かりません。

明日は天気がよく気温も低めらしいので、できれば天王寺公園から四天王寺を通り、生国魂神社あたりまで散歩しようと考えています。すでに地図も用意してあります。

ヤフオクですが、ひとつは誰もウォッチリストに入れていないので出品を取り消しました。かさ張るものでもなし、持っていて損はないかな、と。ちなみにもうひとつは、順調にアクセス数とウォッチリスト登録数を稼いでおり、昨日初入札がありました。

2004年2月24日(火)

今日は散歩に行く気満々だったんですが、天気があまりよくなかったので結局行かずじまいでした。だいたい、この日記に「散歩するつもり」と書くと行けないことが多いように思います。

芦屋浜に行ったときの写真が仕上がりました。ロクでもない写真がほとんどでしたが、波打ち際を撮ったものがわりとよくて、嬉しいです。悪くないけど特によくもない写真が多いよりは、どうでもいいものばかりでも、その中にひとコマでもいいと思えるものがあった方がいいですね。

昨日、ハーフで撮ったフィルムを眺めていたせいで、今日35mmフルサイズの画面を見ると、その大きさに違和感を感じました。私は小さいものが好き(カメラもクルマもPCも)なので、どちらかというとハーフの方が面白いなと思います。それにリバーサルで撮る分には、現像代のコマ単価は半分ですしね。36EXのフィルムで72コマ撮れて、現像代680円(最寄のキタムラの値段)というのはすごく嬉しい。

2004年2月26日(木)

昨日は天王寺から北側の寺町を散歩(10kmくらいは歩いたと思います)し、その後クラシックのコンサートに行ってきました。わりと早起きをしていた上に歩き疲れていて、その上で開演前にお酒を飲んだこともあって、寝てしまいました。招待券だったのでもったいという意識もなく。

ペンFの張革が薄汚れているので張替えようかと思っています。こういうサイト(LINK)がありまして、送料込み1500円で買えるんですよね。トップカヴァーの分解は容易なカメラですし、面白そうかな、と。ただ、オリジナルの風合いも他にはないもので魅力的なので悩むところです。

明日オークションが終了します。最近はやっと慣れてきまして、終了が待ち遠しい、ということはなくなりました。

2004年2月27日(金)

撮影済みのフィルムを防湿庫に入れるのはスペースがもったいないので、密封できるケースに入れようと考えて調べてみましたが、サイズ的に問題のあるものばかりで困ります。フィルム用のファイルがぎりぎりで入らないんです。カビ防止剤でも入れておけば、普通の衣装ケースでもいいかとも思いますが、やはり密封したいな、と。

そろそろ花粉症の季節です。これだけは本当に憂鬱です。この時期だけ冬眠ならぬ春眠をして、遣り過ごしたいくらいのもので、もう考えるだけで目がしょぼしょぼ、鼻がむずむずしてきます。

オークションが終了しました。思ったよりも若干安価でしたが、まあ納得の行く金額ではあります。まだ住所、氏名等の連絡がないので、どのみち発送は月曜日でしょうね。もう梱包までしてあるんですが。

2004年2月28日(土)

最近、何のために写真を撮っているのかよく考えます。自分の中にある何かを表現していたいわけでもなし、かといって単なる記録でもなし。

写真はその特性上、現実のコピーにはなりえません。しかし、この「現実」という言葉は大変に難しい。私が見ているこの現実は、本当に現実なのか。誰もがそうだと思っているから何の疑いもなく生きているだけで、認識は個人によって違うので、人それぞれ(共通する部分はあれ)全く違うものを見ているのかも知れない。

そう考えてみれば、私たちが見ているシーンと写真になっているシーンはどちらも同じように非現実である、と言うことも、あるいは可能かも知れません。

上記のような内容を踏まえて、私は自分が見ているシーンを写真として定着させようとしている、と言えるでしょう。しかし、その動機はちょっと私にも分かりかねますので、また考えてみます。

2004年2月29日(日)

先日、さる友人と大阪城公園から京橋を経由し、梅田まで歩きました。その途中で公園を発見しまして、そこのブランコに乗って遊んだり話たりしました。そのせいで手が錆だらけになってしまい、近くに水道がなくて往生しましたが、それもまあ言えば楽しみのひとつです。

私はブランコが好きで、散歩などをしていて目にとまると、一瞬乗ろうか乗るまいか考えてしまいます。大抵は人がいたりして乗りませんが、できれば乗りたいとは思っています。昔はどこまで高くこげるかとか、どれだけ前に飛べるかなどを競ったものですが、もちろん今はそういうことをしたいわけではなくて、ただ乗って揺られて、というだけの話です。

話は変わりますが、ヤフオクで購入したペンEEが不調で、返品することになりました。この不調というのが微妙なもので、ペンEEの機構から説明しないといけなくなるので省きますが、仕方ないと思います。まあ、双方にとって不幸な出来事であった、という感じでしょう。カメラとしてのペンEEのデザインと質感を気に入っていただけに、少し哀しいです。