2004年3月1日(月)

今日の午後、入金を確認したのでペンEEを送り返しました。明るさによる絞りの連動機構に不調があってF8以上に絞り込まれないという不具合がありまして、持っていてもどうしようもないので返品しました。ただ、カメラとしてはすごくちゃんと作られているという印象で、取り外し式の裏蓋はガタなく閉まるし、巻き上げは軽くてかっちりしているし。ちゃんと動くヤツを買おうかと考えているところです。

明日、先日夕陽丘あたりを散歩した写真の現像が仕上がります。ちゃんと撮れていると思うんですが、使えるコマがどれだけあるかは分かりません。できればサイトの更新用に使いたいんですが、どうでしょうね。

見ての通り、サイトのデザインをちょっと変えました。横にも書いていますが、メモを1件だけ表示するのは分かりにくいんじゃないか、と3件にしようと思ったところ、以前の場所にするとスクロール・バーが常時表示されてよくないので、横にもってきた、というわけです。

2004年3月2日(火)

トップページは元に戻しました。機能的には魅力なんですが、デザイン的にちょっと取って付けた印象が強すぎるので。本当にこのページにメモを複数件表示したいのなら、デザインを一から見直そうと思います。

夕陽丘あたりの写真を受け取って来ました。28日に散歩したんですが、その後コンサートに行ったり、ペンEEを返品したりとバタバタしていて撮影内容をすっかり忘れていました。でも、見てみると意外に出来がよくて、何コマかスキャンすべき写真がありました。嬉しい限りです。

約2年前にも同じ以前同じ夕陽丘を散歩しています。今ちょっとその写真を見比べてみたら、リバーサルで撮っているということもありますが、今回の方がいいと思いました。写真よりカメラに耽溺しつつあるこんな私でも、多少は進歩しているんですね。

2004年3月3日(水)

卒業論文を書いてから、太宰の小説の読み方が変わりました。頭の中には今までの太宰論が多少は入っていますし、『斜陽』という限られたひとつの作品を論じただけではありますが、その論が他の作品においてどれだけ意味を成すか、ということを考えつつ読んでしまいます。研究者としては意味のあることかも知れませんが、ひとりのファンとしては味気ない読み方だと思います。

夕陽丘の写真は早速スキャンして、IGGWを更新しようと思っています。今回は町並みというよりは、個人的な印象をメインとしたエッセイ寄りの内容にしたいと思っています。というか、私の場合エッセイの方が好きなので、これからは「散歩写真」と「散歩エッセイ」で行こうと考えているところで、その書き方を探る例題として夕陽丘を書いてみようと思っているわけです。

今週は何だか寒くて、天気もよくないですね。散歩に行きにくいので困ります。

2004年3月4日(木)

リバーサルで撮る限りにおいて、ハーフサイズとフルサイズの違いってあんまりないですね。私は大伸ばしするわけでもなく、映写したり、ルーペで見たり、スキャンしてPC上で扱うくらいですから、画面サイズが倍違うといってもそんなに大きな違いではありません。逆に倍撮れて嬉しいくらいで。

問題はハーフサイズのカメラは古いものしかない、ということです。ペンはピント目測か固定だし、ペンFは持っていますがレンズが異様に高価だし。バルナック・ライカでハーフサイズのヤツがあるそうですが、これは恐ろしく高いと思います。それでいろいろと調べてみたら、こういうサイトを発見しました(LINK)。FM10かOM2000ならレンズもあるし、360ドルは安くないですが、とことん欲しいなら出せない額ではないと思います。

突き詰めていくと、フジのTXシリーズみたいにフィルムの途中でもハーフ/フルを切り替えられる機構のカメラなんかを出せば、画質重視のときはフル、一応おさえたいという場面はハーフと使い分けられて面白そうだと思うんですが、まあ無理かな。

2004年3月5日(金)

ずっと前に叔父さんにもらったニコンEMは光線漏れという症状を抱えています。シャッターが壊れたんだと思っていたんですが、モルトプレーンを交換すれば直る、という情報を得まして、自分でやってみるつもりでいます。

絞り優先AE専用のシンプルなカメラですが、ファインダー内におおよそのシャッター速度が表示されますし、フィルム感度設定ダイヤルを使えば露出補正も可能ですから、ちゃんと写るようになれば面白いと思っています。何より、大きいものが多いニコンのMF一眼レフの中でコンパクトで軽量なのがいいです。

レンズはシリーズEの50mmがあって、デザイン的には一番ぴったりです。ただ、ミラー・ショックがわりと大きめなので、もうちょっと重いレンズを付けた方が、重量バランスという意味ではいいように思います。

2004年3月6日(土)

前日、撮影済みフィルムを収めているファイルを入れるドライ・ボックスを買おうとネットで検索してみたものの、私が使っているファイルが大きいのか、サイズ的な問題があって断念しました。防湿庫が手狭になってきたので、ファイルを出せば広くなる、といういい思い付きだったんですけど。結局、機会を見て密封できる衣装ケースを探して買おうと決めました。

それが今日ふとキタムラで見たら、ファイルがちゃんと入るものを発見しました。生産中止なのか何なのか知りませんが、実にぴったりのサイズ。早速買って(約2000円と安いものですし。ただ持ち帰るのが大変でした)入れてみたら、ぴったり。防湿庫も広くなって、ありがたいことです。

明日はできれば散歩したいと思っています。曇らしいので試しに買ってあるISO200のコニカのフィルムを試用してみるつもりです。コニカのフィルムにあまりいい印象はないんですが、ISO200という感度は魅力的です。フジは100と400しかないですから。

2004年3月7日(日)

今日は大阪でも雪が降りました。もちろん積もるまでは行きませんが、すごく寒くてひどい天気でした。散歩は残念ながら行けず。雪だし寒いし仕方ないですね。

ニコンEMについて調べてみると、1980年発売だそうですから私と同い年です。ただ、所有している個体がいつ作られたかは不明です。それとデザインがジョルジェット・ジウジアーロだそうですけど、私の場合、彼の作品としてはフィアット・パンダが大好きで、実は今でも欲しいです。ただ、ニコンEMは私の好みではありません。F3は恰好いいと思いますけど、EMはもうちょっと持ちやすくして欲しいし、ペンタプリズム部が大きすぎるような気がします。サイズ的には手頃でいいですけどね。

夕陽ヶ丘のページは画像を文中に埋め込む方式で作るつもりでいます。それで文章は散歩の記録のようなエッセイにする予定。まだ確定していることは何もないんですけど、何にしても最近IGGWを更新していないので、頑張らないといけません。

2004年3月9日(火)

ニコンEMは治ったみたいです。先日、ヤフオクでモルト張替えセットを落札し、それが今日届いたので早速作業し、カラーネガで試写をしてすぐに現像した結果、光線漏れはありませんでした。また、撮りながら表示されるシャッター速度を見たところ、露出計も問題なさそうです。

試写というのは難しいですね。実際のところ何でもいいわけですけど、やはり試写といえども楽しみたいし、出来上がった写真を見て、いいな、と思いたいですから。ただ、あくまで試写ですから、わざわざどこかに出かけて撮るということまではやりにくい。近場でまあまあ被写体として面白いところ、というのがベストなんですけど。私の場合、だいたいは遠景はうちのベランダからニュータウン越しの二上山を撮り、近距離の被写体は近くの公園でベンチや木を撮る、という感じです。

そう考えたら、私が一番撮っている被写体は二上山かも知れないですね。全くどうでもいいことですけど。

2004年3月11日(木)

昨日はさる友人と梅田から難波まで、御堂筋を歩きました。距離的には3kmくらいだと思いますが、暖かくて話ながらなので、あっという間に難波でした。やはり、用もなくうろうろ歩くというのは楽しいです。お金もかからないし。お店に入るといっても探すものがないと面白くないし、その友人とは趣味が全然違うので。

明日からキタムラの決算セールだそうで、フィルムが1割引になります。決算というわりにはちょっとインパクトがないんじゃないか、という印象もありますが、バスだけで行けるキタムラの割引はありがたいです。それにリバーサル・フィルムを買うと現像の割引券がもらえるのもありがたいところです。

先日、コンビニが潰れたと書きましたが、その跡地にキタムラが来てくれたらすごく便利なのに、と思うんですけど、無理かなあ。

2004年3月12日(金)

毎回散歩の記録をつけています。エクセルでリストアップしているのと、あと、手書きで紙に書いたものとがあって、後者がメインです。ただ後者はリストだけでは面白くないので、ちょっとコメントも書くようにしています。そのときに撮った写真の出来や、散歩の内容、行った場所の感想などです。こういう細々した記録は数年単位で見ると面白くないですが、もうちょっと長い時間を経た後で見ると楽しいんじゃないか、という気がします。

メモに書いたようにフィルムを買いました。今のところカラーネガやモノクロ、120も合わせて17本あります。ひと月に4本撮るとして4ヵ月。これだけあると、差し当たりフィルムの心配をしなくていいです。ただまあ、24EXがあると便利なのも確かですから、それは買う必要がありますね。

明日はアメリカ(ニュージャージー)の従妹の誕生日プレゼントを買いに難波へ行きます。まだ一度しか会ったことがないんですけどね。

2004年3月13日(土)

今日は難波の「どんぐり共和国」でトトログッズをいくつか買いました。あともうすぐなくなりそうなのでジン(ボンベイ・サファイア)をビックカメラで購入。重い壜を難波から自宅まで持ち帰るのが大変ではありますが、お酒はビックが安いんです。2割以上値引きしていると思います。

あとキタムラに寄る気はなかったんですが、乗るべき電車の発車時刻まで余裕があったので、一応のぞいてみたところ、フジカラーのライトボックスを発見しました。NEW5000インバーターという定価1万6000円のものが、展示品とはいえ4000円。今使っているヤツは小さすぎるのと、色がよくないことが不満でいつか買い替えようとは思っていたんですけど、こんなカタチで実現するとは思いませんでした。

見せてもらうと細かいキズはありますが、これは実際に使うとどうせ付くものですし、致命的な欠陥はなく、明るさにも問題がなかったので購入しました。壜とライトボックスとで荷物が死ぬほど重かったですけど、満足です。

2004年3月14日(日)

父がコニカミノルタのディマージュX20というデジカメを買ったので、ちょっと触らせてもらいました。200万画素ですが、新品で1万6000円強と安くコンパクトで、光学3倍ズームを搭載しているのが売りのようです。それにしても安いですね。小さく軽いのでポケットに入れても違和感がないと思います。中古で1万円を切ってくると面白いかな。

今まで使っていたライトボックスをヤフオクに出しました。ACアダプタと簡単なルーペもセットにして2000円から。世の中にどれだけリバーサルで撮る人がいるのか知りませんが、まあ売れるんじゃないか、と思います。買値が6000円くらいなので、その半額くらいになってくれたら嬉しいな。

明日は久しぶりに車を運転します。緊張するなあ。

2004年3月15日(月)

昨日、祖母が転倒して救急車で運ばれたんですが、顔と足の打ち身だけで済んで安心しました。骨折などしていたら大変だったところです。私の祖父母は元気なのか、4人ともまだ健在です。

その関係で、今日は朝から近くの病院に行ってきました。昨日も診察してもらっていますが、専門医ではなかったのか、今日も来なさい、ということだったみたいです。それで膝に打ち身があり、歩きにくいということで私が車で送ったわけです。

うちの家系は長生きなのか、祖父母は母方、父方の4人とも健在です。それにどちらも同居しているので、核家族というのは経験したことがありません。何にしても祖父母というのは独特の存在だと思います。好き嫌いはあると思いますが、私はありがたいと思っています。

2004年3月16日(火)

ヤフオクに出しているライトボックスに入札がありました。アクセスとウォッチリストに入れている数はそこそこなのに入札がなくて心配したんですが、これでひと安心です。早速梱包してしまおうと思っています。

梱包のときに一番困るのが箱や緩衝材で、わざわざ買うのは癪ですし、梱包代としてお金を取るのもひどいですから、私はいろいろな空箱を探して置いてあります。通販やヤフオクで買ったり、電化製品を買えば空箱はできますから。それに中古カメラを買うと緩衝材で巻いてくれるので、それを流用します。梱包自体は好きで、もう病的なまでに厳重にします。途中で壊れると私にとっても相手にとっても不幸なので、投げられても中のものが壊れないほどに。

今週中に海遊館に行くことになりました。海遊館というのは大阪港近くにある水族館で、私も中学時代に2度ほど行ったことがあります。今回はさる友人に誘われてクリオネを見に行きます。

2004年3月17日(水)

昨日、「フィルムを通せば」を更新しました。文章をひとつ追加し、カメラの紹介ページも更新しました。カメラの紹介をもっと詳細にしてもいいな、と思っているところです。ネット上でカメラの情報を検索すると、紹介されているところは多いけど細かいことは意外と載っていない、ということが多いので、できるだけ細かい情報まで掲載しておこうと。

今となっては、中古カメラを買う上で、インターネットの存在は不可欠であると思います。これがない時代、新しいカメラならカメラ雑誌を見れば分かりますし、店頭に展示されているので触ることもできます。パンフレットも発行されているでしょう。しかし、中古はそうはいかなかったでしょう。詳しい人に聞くとか、中古カメラ屋に見に行くとかその程度で。

ただ、そういう意味では中古カメラの需要が高まる可能性はまだまだあるんじゃないか、という気はします。インターネットを使って中古カメラ屋が購買意欲を刺激することは可能だと思います。中古カメラ屋が協力して古いカメラの紹介サイトを作って、すぐに在庫を検索できるようにしておけば、高額商品は売れないにしても、面白そうだし買ってもいいか、という商品であれば、買う人が増えると思うんですけど、どうでしょうね。

2004年3月18日(木)

私が住んでいる町と隣接する市との合併が決まったそうです。ただまあ人口比が20:1くらいなので吸収と言った方が正確だと思います。その市は政令指定都市を目指しているという話なので、実現すれば町名が区の名称として引き継がれるのかな、と思います。

私はあまり地域のことに興味がないので、合併するなら勝手にしてくれたらいい、という気持ちでいました。思い入れなんて全然ないですし。私なんて税金も払っていないし、いわば根無し草みたいなものですから、嫌なら引っ越せばいいですしね。大変なのは業務態勢が変わる町役場の人くらいじゃないでしょうか。

住所も変わると思いますが、私はそういうのが意外と好きです。住所なんて日頃あまり意識することはないですけど、苗字なんかが変わったら面白そうだな、と思ったりします。あと中国風に成人したら名前を変えられるというのも楽しそうです。合併というと名前のことに拘る人がいますけど、そんなの騒ぐほどのことじゃないよな、と私は強く思います。ぎゃーぎゃー騒ぐなよ、と。

2004年3月19日(金)

海遊館に行ってきました。あまり面白くないだろう、と思っていたんですけど、意外と面白くてじっくり見てしまいました。魚はあんまり動きに表情がないのか、あるいは人間に似ていないからそう感じるだけなのかあまり興味はなくて、カワウソとかペンギンとかラッコは面白かったです。今日知ったんですが、ラッコって案外大きいものなんですね。猫が海に浮いている程度のサイズを想像していたら、中型犬が浮いている、という印象だったのでびっくりしました。クリオネは「ただいるだけ」という感じでちょっと期待外れでした。もうちょっと立派に展示して欲しいです。

帰りに難波に寄って無印に行ったら、カメラを入れるのにちょうどいいバッグがあったので購入しておきました。定価1500円のところ、売れ残っているのか700円でした。ロフトや東急ハンズでも見たんですが、安くとも5000円くらいするので手が出ませんでしたが、これくらいなら私でも買えます。

明日か明後日は久しぶりに35mmフルサイズで写真を撮ろうと思っています。

2004年3月20日(土)

一昨日、ライトボックスが落札されました。それで昨日送ったんですが、今日の夕方に届いたというメイルがありました。早っ。それにしてもヤフオクは本当にありがたい。今回は3600円で売れましたから、先日購入したフジのライトボックスが実質400円で買えたことになります。安っ。

明日は高速道路を歩くイヴェントに行きます。散歩的にも写真的にも面白くなさそうな気が強くします。それで持っていくカメラとレンズで悩んでいます。順番としてはまだリバーサルで撮ったことのないニコンEMですが、どちらかというとだだっ広い場所でしょうから、50mmレンズを持って行きたい。しかしニコン用はF1.2という重いものしかないので、ニコンEMの軽快さにはちょっと不釣合いだ。となるとペンタックスMXと久しぶりに135mmを持って行こうか。EOS650とズームレンズという手もある。どうしようかな。

何よりも、こんなことを考えている暇があれば、さっさと寝た方がいいですね。

2004年3月22日(月)

昨日の高速道路を歩くというイヴェントはすごく疲れました。私なりの教訓は「高速道路は歩くものではない」ということです。アスファルトのだだっ広い情緒のかけらもない高速道路は、車で短時間で通過するために存在しているのであって、歩いて楽しい類のものではない、ということですね。

カメラはペンタックスMX、レンズは135mmと35mmという装備で臨みまして、焦点距離の選択は正しかったと思いますが、被写体として面白いものはなかったので、あまり撮りませんでした。

今日は高校時代の友人たちが集まって飲みました。ビール、ウィスキー、シャンパン、ワイン、カルーア・ミルクという出鱈目な組み合わせで飲んだら、案の定飲みすぎました。それでこんな午前4時などという時間に、こうして日記を更新しているわけです。

2004年3月23日(火)

友人と梅田経由で海遊館に行ったときの写真と高速道路で撮った写真の現像が仕上がったので取りに行ってきました。

前者はペンEE-3でフィルム感度設定ダイヤルで露出補正をするとどうなるかを試したものです。補正段数をメモするのを忘れたのが痛いと思ったんですが、考えたらもともとが1EVステップの露出制御だし、わりと露出はヒットしていましたから、まあ問題ないでしょう。ただ、フィルムの端、パーフォレーションにかかる程度の光線漏れが散見されました。モルト張り替えが不充分だったようです。また対策をとって試写しないといけません。

後者は思ったよりマトモな写真が撮れていました。ただ、撮っているのは高速道路じゃなくて、そこから見える風景なので、ある意味では当然なのかも知れません。

明日から梅田で中古カメラフェアがあるらしいです。ペンS用のフィルター(マルミやケンコーといった市販のものでは、枠が出っ張っているせいで四隅がけられるそうなので純正がいい)を探しに行くつもりです。ただ、それだけで行くのは癪なので、散歩も兼ねて、ということにしたいと思っています。

2004年3月24日(水)

ここ数日は天気があまりよくないらしいので、明日にでも中古カメラフェアに行こうと思っています。ヤフオクでの落札相場はまあまあ綺麗なもので2000円くらいなので、ガラスにキズなしで1000円台なら買いですね。2000円台でも振込み手数料や送料を考えると半ばまでなら安いでしょう。ただ、3000円になるとヤフオクでの出品をじっくりと待つ方がいいと思います。

昨夜、ペンEE-3で撮った写真をルーペで見ていたところ、わりと手ブレが多いことに気付きました。長いシャッター・ストロークが影響しているみたいです。ピントも露出も設定しないでいいかわりに、ホールディングだけはちゃんと、ということでしょう。

ただ、ハーフなら同じ現像代で倍のコマが撮れるので、多少の失敗をしても怖くないのがいいところです。このことが雑に撮ることに繋がってマイナスになるか、新しい撮り方を試してプラスに転じるかは、私次第ということです。

明日はモノクロ・フィルムを入れてEE-3の試写をするつもりです。

2004年3月25日(木)

今日はふと思い立って、撮影済みフィルム(マウント)の整理をしました。先日、新しいライトボックスを購入したときに今まで撮影したフィルムをざっと見直したところ、マウントするほどのことはないコマがわりと多かったので、いつか整理しようと思っていたのです。

結局、70コマくらいファイルから外しました。ただ、マウントしたけどいらなかった、というコマがあるのなら、逆にマウントしていないけど後から見たらわりといいじゃないか、というコマもあると思いますから、今度はそちらの整理をしないといけません。

あるCDを探していたら、レスター・ヤングの見たこともないアルバムを発見しました。まあ、CDラックに誰かが勝手に入れた、ということはありえないですから、私が買ったんでしょうけど、全然覚えがないんです。聴いてみたらわりとよくて、ちょっと得した気分です。

2004年3月26日(金)

さっきネット上の知り合いの日記を読んでいて、思わず膝を打ちました。ハーフで撮るとほとんどが縦長の写真になるのは、カメラの構造上の理由と私がもともと縦長の画面が好きだ、という理由もありますけど、実はフィルムの縦横比という要素が一番影響しているんじゃないか。

フルサイズは36×24mmの3:2。対して、ハーフは24×17mmと約4:3なんです。フルサイズで縦長にすると長辺が長すぎるきらいがありますが、ハーフだとそれがない。なるほど。

最近になって鼻と咽の調子が悪いです。花粉症は乗り切ったと思ったのにな。今までは4月が近づくほどに快調になったのに、もしかしたらヒノキ花粉にも敏感になりつつある、ということでしょうか。困ります。

2004年3月28日(日)

昨日の散歩には久しぶりに二眼レフを持って行きました。大きくて重いですが操作性は悪くないです。露出計も内蔵されていて大変に近代的です。それで帰宅後に以前に撮った写真を見たところ、その画面サイズの大きさに圧倒されました。ハーフもいいけど中判もいい。もっとコンパクトな中判カメラがあってもいいな。

まあ、買うとしたら蛇腹式のヤツがいいですね。蛇腹式は折り畳むと薄くなるのが好きです。中判でピント目測は不安なので、少なくとも距離計連動。自動巻き止めはあれば便利ですが、なくても何とかなるでしょう。画面サイズは6×6は持っているし、6×9は大きすぎるのでセミ判くらいが扱いやすく、120フィルムでの撮影可能コマ数もほどよくていいと思います。

散歩にはペンEE-3も持って行きまして、こちらはモノクローム。ただ、今日現像に出したら仕上がりが4月1日になるらしいです。前出したときもそんな感じだったかなあ。それにしても時間がかかりすぎです。リバーサルより日にちがかかるなんて。

2004年3月29日(月)

2週間ぶりに車を運転しました。郵便局に行くついでにスーパーに寄っただけですけどね。マニュアル操作のカメラと一緒で、日常的に使っている人にとってはなんでもない操作なんですけど、初心者にすればわりと緊張したり感動したりするものなんですよね、車の運転というのは。

スーパーの駐車場に停めるのはわりとスムーズでしたが、やはり最大の難関は自宅の駐車場です。5回くらい出たり入ったりして、やっといい位置に車を入れることができました。まあ、これがスムーズにできたら他の場所でも困ることはないと思って練習を重ねるしかないようです。明日はキタムラに行くので、それも車で行こうかな。

車というのは操作を失敗すると大変面倒なことになるのが、頻繁に練習するのを躊躇してしまう最大の理由です。カメラなんて操作を失敗してもフィルムが1本無駄になる程度のものですが。

2004年3月30日(火)

「フィルムを通せば」に文章を追加しました。タイトルは「旅行用カメラ」。どちらかというと旅行はしない方ですが、そういうことを考えるのは好きです。

今日はすごい雨で視界が悪そうだったので、車を出すのはやめました。知っている道ですけど、こういうのはちょっとでもケチがつくと嫌なものですから。まだまだ初心者なので「絶対に大丈夫」という自信というか気力がないときには運転したくないんです。こういう慎重さがダメなのかも知れませんけど。

先日二眼レフで撮った写真が仕上がりました。12コマというのはフィルムの大切さが身に沁みます。ハーフの場合は目にとまれば迷うことなくバチバチ撮りますが、6×6だといろいろと構図と露出を考えて「これだ!」というのでやっとシャッターを切る、という感じです。結果としてわりと出来はいいと思うんですが、それは思い入れが強いせいかも。

2004年3月31日(水)

昨年撮ったモノクロ・フィルムをスキャンしたときに全体的に濃度が薄いというのか、露出過多ぎみのところがあってちょっと不満です。EOS650のAEはだいたい明るめに仕上がるんですが、それにしても、という感じで。

それで先日、二眼レフと一緒に持って行ったペンEE-3にモノクロ・フィルムを詰めて撮影してみました。このカメラの露出はわりと信頼できることが分かっているので、上手く撮れているといいな。現像は明日に仕上がります。

ちょっとしたきっかけで、リンクにあるモノクローム・アンソロジーのおおえさんにモノクロ・フィルムを現像してもらえることになりました。上記のような事情があるので、大変ありがたく、興味深いです。こだわっている人の現像はどんな感じなんだろう、と。もし、これでその差異が歴然と分かるようであれば、私もモノクロ現像をしてみたいと思っています。現像だけなら暗室もいらないみたいですし。