2005年6月1日(水)晴

昨日と今日でヴィッツを掃除しました。ここ何ヶ月か掃除していなくて汚かった上に、前日両親が滋賀まで行ったときに蚊柱の中を突っ切ったのか、フロント一面に虫の死骸がへばりついて、見るも無惨な状態になっていたので、たまらず洗車しました。うちのヴィッツはペイントシーラントという塗装面保護処理をしてあるので水洗いだけでわりと綺麗に落ちます。昨日は室内まで手が回らなかったので、今日に持ち越し。

スーパータクマーはフレアが多くて実用向きじゃないと思っていたんですが、わりと使えます。ちゃんとしたフードを付けて、逆光やそれに近い厳しい光線状態で使わない限り、綺麗に写る。購入してから3年半、やっと実用した気がします。

今井町と富田林の写真がたまってきたので、近々IGGWの紹介ページをリニューアルするつもりです。

2005年6月3日(金)曇時々晴

アダプタを介してSMCタクマー28mm F3.5をEOS50Eに取り付けるとしばしばミラーアップする、と少し前に書きましたが、予想通りレンズ後部がミラーに触れているようです。バルブにして後ろから見ると、どうもそんな感じです。レンズだけを見ても突出が大きいんですよね。

ではなぜ、毎回ミラーアップしないか。無限遠すなわちレンズが一番後ろに来ているときにギリギリ触れる程度なので、少しでもレンズを繰り出すとミラーとのクリアランスが生じて、その場合は問題がない、ということなんだろうと考えています。レンズ単体で見るとニッコール28mm F2.8の方が後部の突出は大きいんですが、こちらはフランジバックの長さにカヴァーされて、アダプタを介するとEFマウント側への突出はほぼゼロになるので問題ないわけです。28mmを使うときはニッコールを使うことにした方がよさそうです。

こういうイレギュラーな使い方をすると、純正レンズはマウントの形やフランジバック以外にいろいろな制約があることがよく分かりますね。

2005年6月4日(土)晴のち雨

母が仮免許を取得しまして、月曜日から路上に出るようです。私も当時は路上に出るのが怖くて、もうちょっと所内で練習させてくれ、と頼みたい気分でした。それで路上に出たら制限時速60kmの道路を走るのがすごく怖かった。そんなにスピードを出さなくていいじゃないかと。それが2000年の夏で、その5年後にはスピード違反で切符を切られているわけですから、慣れとは恐ろしいもんですな。

M42マウントのジュピター9を探しているんですが、ヤフオクであまり見かけなくなりました。以前は8000円くらいで多く出品されていた記憶があるんですが。

「フィルムを通せば」にいろいろと追加する予定でいます。ここ数日は文章を書けなくて、あと少しでアップできる、というところで止まっています。書き出しと末尾を気に入ったものが書けないとどうしようもないですね、文章は。

2005年6月5日(日)曇

スキャナって本当に面倒ですね。フィルムにしても紙媒体にしても、プレビューして範囲指定、そして本スキャン。といってデフォルトでは綺麗にならないのでレタッチを少々。まあ一回に最低で5分はかかります。こんなことを2時間もしているとフィルムをスキャンする必要があるのか、デジカメの方が楽じゃないか、と思ってしまいます。

あと、フィルムをマウントにするのも面倒ですね。今は2回分ほどたまっています。全てマウント仕上げにしてもらうと場所を取るので、スリーブ仕上げにして、気に入ったコマをまずスリーブのままスキャン、しかる後にマウントにするわけですけど、スキャンしたところで力尽きて、あとは後日と思っているとどんどんたまっていきます。

最近ちょっと気になって軽自動車について調べています。実質的には長さと幅に制限があるので、それをカヴァーすべく高さで居住性を確保しよう、というコンセプトがほとんどのようで、そうなるといくつかのタイプがあるにせよ似たようなスタイルにならざるを得ない。私としてはスバルR1みたいに基本はふたりで、いざとなれば4人は乗れる、という形式にしてデザインをちょっと考えたものを作る方がいいんじゃないか、という気がします。税金が安く車庫証明が不要というアドヴァンテージはあるものの、普通車のコンパクトなものの方が居住性、安全性、走行性能においては圧倒的に有利ですからね。

2005年6月6日(月)晴

そろそろ携帯を買い換えたいなあ、と考えているところです。ごくごくプレーンな電話とメイルができて、Webに繋げるコンパクトでストレートのものが欲しいんですが、そういうのはメイン・ストリームにはなりえないようで、ドコモではプレミニ系統だけのようです。もうちょっと選択肢があると楽しいのにな。

それからメモリ型ミュージック・プレイヤーもそろそろ欲しい。MDが大量にあるのでMDウォークマンも便利なんですけど、あの重さが耐えられなくなりつつあります。ポケットに放り込んでおいて苦にならないくらいがいいなあ。それにFMトランスミッタがあれば車でも聴けますしね。

FED-2にモノクロ・フィルムを通してみようかと思っています。手軽で階調再現も好きなコダックのBW400CNを使うつもりです。問題は最寄のキタムラに置いていないこと。ビックカメラやヨドバシに行くとそれだけで2本は買えるお金がかかるので、5本くらいキタムラに取り寄せてもらってストックしておこうかな。

2005年6月7日(火)晴

「フィルムを通せば」の更新作業をしていたら、ふと所有カメラ紹介のページにそれぞれのカメラのより大きな画像も掲載しようと思い立ちました。文章中に埋め込むために幅275ピクセル固定にリサイズし、かつ256色に減色しているわけですが、もともとは200万画素のデジカメで撮影していますから、もっと高解像度でフルカラーの画像もあるわけです。そして当然のことながら大きな画像の方が細部まで見えますし、階調があった方が綺麗です。逆に大きすぎると見づらいのでほどよくリサイズした画像は用意したので、あとはどういうインターフェイスにするかです。最も単純で簡単なのは画像をクリックする、という方法ですが、あまりに芸がないかなあと。

ツタヤに借りたものを返しに。明日までなんですが、水曜日は毎週半額で混雑するので避けました。バスと電車で行くと40分はかかりますが、車だと半分なので楽ですね。駐車場も完備されていますし。それでガンダムのサウンド・トラックを借りました。ポイントが溜まっていたらしく、ほぼタダ。私は井上大輔が歌っているもの哀しげな曲が好きです。

2005年6月8日(水)晴

MP3プレイヤーは機種がありすぎて、どれがいいのか決めるのが大変です。まだ買おうと決心してはいませんが、興味があるものについては調べておいて、買うならこれだろうと考えておくのが好きなもので。

ちょっと見た限りではソニーのMDウォークマンのリモコンをちょっと大きくしたくらいの小さいもの(LINK)が、駆動時間も長くてよさそうでした。とはいえ、1GBモデルで2万円半ばなのでちょっとなあ。あとATRAC3(ソニーの独自規格)だけじゃなくMP3も転送できるようですが、専用のソフトウェアを経由することが必須条件のようなので、その点も面倒くさそうです。

最近、やっと自宅の車庫に一発で入れられるようになってきました。やはりこういうのは訓練した時間だけがものをいいますね。サーキットで速く走るには、あるラインを超えるとセンスが必要だろうと思いますが、公道を安全第一で走る分には訓練あるのみ。あとは自分の技術に対する過信をできるだけ排除すること。この二点でしょう。

2005年6月9日(木)晴

遅ればせながら『24』というアメリカのTVドラマを見始めました。両親が何か面白いヴィデオはないか、というのでシーズン1の3巻までは100円と手頃だったのと、タイトルだけは知っていたので借りてみたわけです。今3話見たところです。結末が気になるなあ。

ここ数日の暑さで体調を崩しつつあるように感じます。やはり寝冷えでしょうね。夜は意外と涼しいんですけど、風呂上りで暑くて扇風機をかけたりするもので。身体によくないと分かっていても暑いと眠れないし。

明日は病院です。先月の末から新しいバス路線が出来たので、それに乗っていくつもりです。まあ、どうということもないんですけど、ちょっと楽しみ。車で行くことも考えましたが、通勤ラッシュの渋滞は考えるだけでうんざりするので、バスと電車で音楽など聴きつつ気楽に行きます。

2005年6月10日(金)晴のち曇

病院の帰りに、DPEがメインだけど日本製の比較的新しいカメラの中古も置いているお店に行ったら、運良くBW400CNが置いてあったので2本確保。お店の人に「置いていても全然売れないんですけど、このフィルムはどう使うんですか?」と訊かれたので「普通のカラーネガフィルムと同じ処理なので早く現像が仕上がりますし、古いカメラを使うにはモノクロの方がいいですしね」と答えておきました。表情からに察するに店員さんの賛同を得られなかったようですが。

できれば週末にFED-2にこのフィルムを通してみたいと思っています。天気はよくないようですが、ISO400ですしモノクロなので空が青くなくても気にならないのでちょうどいい。

今日車を運転していたら、母が乗った教習車を目撃しました。ちらっと見ただけだったので確証はなかったんですけど、帰宅後まわりの状況(ちょうど大きなトレーラーが2台、無理に右折しようとしていた)を説明したら、確かに母だったようです。

教習車は現行プリメーラなんですけど、なんであんな大きな、後ろの見にくい車にするのかなあ、と思います。旧プリンス系のディーラーが経営しているところなのでずっとスカイラインだった(私のときはそうでした)ようですが、現行スカイラインは以前より価格帯が上がったので高速教習車のみになり、他はプリメーラにしたみたいです。

2005年6月11日(土)雨のち曇

明日は天気が回復するみたいです。FED-2にBW400CNを通したのにな。シャッター速度の関係で晴だとISO400はちょっと使いにくいんですよね。

ソニーのNW-E107というMP3プレイヤーがよさそうだな、と思っています。2万円弱の価格(ヨドバシ。ポイントなしだと1万8000円くらい)と単4型アルカリ乾電池で70時間の連続再生、比較的小さくバッテリ込みで37gと軽いボディなど、転送ソフトを介することが必須である、という点以外では私の理想に近い製品ということができると思います。デザインとしても、そして軽量コンパクトという意味でも同系列で内蔵充電式バッテリ式のE407がいいんですけど、液晶が見にくそうなのと、充電式バッテリは劣化とそれに伴う容量低下からは絶対に逃れられないので。あとは再生方法が問題ですね。プレイリスト対応なのかとか、アルバムごとの再生ができるのか、とか。

なんかちょっと、本格的に欲しくなってきたなあ。

2005年6月13日(月)晴

フィルムからスキャンした画像のバックアップをとりました。2台あるPCのそれぞれとMOに保存しておけば問題ないだろうと思います。HDD容量ももうすぐ一杯です。そろそろPCの買い替え時なのかも知れません。今年の9月で4年ですからね。

大容量HDDと書き込み式DVDが搭載されていれば、そのほかについては贅沢なことは言いません。メモリは最低512MBに増設する必要はあると思いますが、それは自分でやればいいだけの話です。ディスプレイは今あるものを使うとして、5万円くらいで何とかならないかなあ。

BBSでもちょっと話題になっているFED-2のピントがぱりっと来ない、という問題ですが、調整に出そうかと思っています。ボディのフランジバックが狂っているのか、レンズの位置がおかしいのか分からないからです。それに分かったところで調整は至難じゃないかと。

2005年6月14日(火)晴のち曇

昨日の続きでデータのバックアップ。CDジャケットをスキャンしたものや、カメラを撮ったもの、ネット上から調達して加工した地図などいろいろと溜まっていました。バックアップはすごく面倒ですが、データがなくなるともっと面倒なことになるので、たまにこうしてまとめてやっておくわけです。

SOTECがNTTの光インターネットに契約すればPCを無償で提供する、というサーヴィスを開始するようです。メモリが128MB、CD-ROMドライヴのみとスペックが低いので自分で拡張するか、いくらか出してハイスペックなものを注文するかは必要でしょうが、もとがタダですからね。ハイスペックなものでも1万円とかだし。PC購入と同時に店が指定するインターネット接続サーヴィスに加入すると2万円引きになったりしますけど、無料はすごいなあ。

でも、通信会社が契約をとったことに対する対価としていくら支払っているのかの方が気になるなあ。それでソーテックも儲けないといけないわけですからね。

2005年6月15日(水)曇時々晴

『24』はやっと2時頃まで進みました。本当に一度見ると途中で止めることはできませんね、これは。1本42分くらいなので24話で17時間弱。これを国際線の旅客機で放映したらちょうどいいんじゃないかと思います。寝不足にはなるでしょうが、退屈せずに過ごせることは確かです。

いろいろな事件が同時多発的に起こり、ことが進展するにしたがって、それらの関係性が明らかになっていく、というのは目新しい手法ではないと思いますが、きっちり伏線を張って違和感を感じさせることなく進めていくと効果は絶大です。村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』も同じ(これはふたつのストーリーですが)で、これは関係性が分かるのにすごく時間がかかり、途中で挫折したという話を聞いたこともありますけど、そのぶん「なるほど、そう繋がるのか」と分かったときの快感は絶大です。私はその作品を論じることしかできないので、こういうストーリーを作り上げられる人はすごいなあ、と思います。

今日ツタヤに行って最後まで借りてきたので、時間がある限り見たいと思います。やっと狙う側(テロリスト)と狙われる側(議員と捜査員等)の関係が分かってきていいところなんです。

2005年6月16日(木)曇時々晴

「フィルムを通せば」の文章を読んでいると、書いた頃といろいろと状況が変わっているので、現状に則さない内容のものがいくつかありました。例えばこれ(LINK)などは、使うフィルムからして違いますし、レンズの焦点距離の好みも変化しています。ただ昔の記録としては面白いので、書き換えるのではなくリニューアル版を追加しようと思っています。4年前はカメラは2台しか持ってなかったんですよね。ある意味健全であったのかも知れません。

先日、自分の撮った写真を携帯の待ち受け画像にすべく、メモリースティック・デュオに画像を転送していたら、壊れました。フォーマットもできない。付属品ですし容量も少ないんですけど、保存してあった画像が消えたのがちょっとショックです。でもなんで壊れるかなあ。

明日、妹を車で送ったあと近くのショッピング・センターに行って、リバーサルで撮ってスキャンした画像をプリントしてもらおうと思っています。ディジタル対応の現像機器があってスピード仕上げに対応していれば、ですが。

2005年6月17日(金)晴時々曇

ディジタル画像をプリントしてもらいました。39分仕上げでした。若干補正しているみたいで、中途半端にアンダーなものは明るくされてハイライトが飛んだりしていましたが、こんなもんでしょう。寄ったついでに注文するなら、早いしいい感じです。だいたい大手は1枚37円なんですが、談合でもしてるのかな。正直、もうちょっと安い方がありがたいです。

昨日触れた「フィルムを通せば」の文章のリニューアル版をアップしました。最近は散歩の際にいろいろと持つべきものが多くて困ります。

今月に入って、一度も散歩していないので週末に行きたいと思っています。先月は古い町を多く散歩したので、新しいところがいいな。前々から行きたいと思っているのに実現させずにいる六甲アイランドなんてよさそうです。それと中之島の国立国際美術館で開催中のピカソ展は是非行きたいところです。ただ、休日は混雑していそうなので平日の方がいいだろうとは思っています。

2005年6月18日(土)晴時々曇

『24』はあと3本というところまでこぎつけました。ちょっとやり過ぎの感もなくはないですけど、何にしてもあと2時間ほどで決着です。面白いことは確かですが、さすがに疲れます。

夜、いつも行くのとは別のキタムラにちょっと寄ったら、OM関係のレンズやアクセサリーの中古が置いてありました。わりと面白いものがあったんですが、結局特別に必要とは思えなかったので買わず。しかし、ちょっとしたお店にも中古があるんですね。ネットで検索できるものもありますが、そうでないものも多いようで、機会があればいろいろと回ってみたいなあ。掘り出し物があるかも知れません。

六甲アイランドは遠いですね、ちょっと。天王寺、梅田はさすがに飽きてきましたし、中之島も最近2度ほど行ったし、と考えていたら結局どこにも行けず。明日起きるまでに決めておきたいなあ。

2005年6月19日(日)晴時々曇

『アフターダーク』という村上春樹の小説を買いました。古本で定価1400円が525円だったので、文庫もまだ出てないし買ってもいい値段だなと。その他にも中島らものエッセイを3冊と、劇場版パトレイバー関連のものを1冊、それからコミック・バンチに連載中の『エンジェル・ハート』の単行本を2冊購入しました。

以前にも書いたことがあると思いますが、村上春樹の小説は『海辺のカフカ』以来読んでいません。『ねじまき鳥クロニクル』をまだ自分の中で消化しきれていないこと、『スプートニクの恋人』あたりから私にとってはどうでもいい小説になってきたこと、そして大学で太宰や芥川の小説を読み込んでみて、村上春樹が私にとって唯一の「好きな小説家」でなくなったことなどが影響しているのかも知れません。

今日は夜から神戸・元町あたりに行ったのでちょっと写真を撮ってきました。暗いことは分かっていたので、コンタックス・アリアにBW400CNを通して。15コマほど撮りました。週明けも天気は崩れないようなので、FED-2も持ってまたちょっと散歩したいな。

2005年6月20日(月)晴時々曇

私は何ゆえ町の写真を撮るのか、という文章を書き始めました。きっかけは路地男さんがBBSに書き込こんで下さった発言です。具体的には2005年5月13日に作成された記事全体です。

私は自分の写真にタイトルは付けません。メモするのは場所と日付だけ。それだけで事足りるんです。そのあたりから展開して書いていくつもりです。テーマがテーマだけに、完成までには時間がかかると思います。まあ、ひたすらに撮るのもスタイルだと思いますが、私は「意味」というビョーキに取り憑かれているきらいがあって、ついつい「なんで私は…」と考えてしまうのです。

母はもうすぐ高速教習だそうです。ということは、順調にいけばもうすぐ免許が取得できる、ということです。今日でちょうど入校して2ヶ月だそうで、初めはハンドルの回し方が分からない、と言って苦労していたのが嘘のようです。教習所を出てからどれだけ多く運転するかが、安全に快適に運転できるようになるかに影響しますから、ペイパー・ドライヴァーにならないように積極的に車を使ってもらいたいものです。そうなると私が運転できなくなるので、もう1台車を買ってくれるといいな。

2005年6月21日(火)晴のち曇

久しぶりに天王寺に行ってきました。最寄の駅まで車で行こうかと思ったんですけど、駐車場が有料なのでやめました。駅からちょっと離れたイズミヤは無料なんですが、気候がよければまだしも、暑い中歩くにはちょっとしんどい距離なんです。

メインは散歩で、先日BW400CNを通したままのアリアと、レンズ試写をするためのFED-2を持ち、前半はFED-2、後半はアリアで約1時間、計40コマほど撮影しました。現像の仕上がりが待ち遠しいです。

MP3プレイヤーも見たいし、外付けHDDや面白い中古デジカメが安くであったら買ってもいいな、と思ってソフマップにも行ってきました。どれも買うには至らず。私の場合、特に必要じゃないけど気になるものは1万円以下でないと買いにくいです。

なおも店内をうろうろしているとスキャナの中古を発見。少し前に売り場がなくなっていたので取扱をやめたと思っていたんですが、違ったようです。それで見るとGT-9800Fがある。5980円。安っ。何だこれは、と仔細に見て行くとドライヴァやユーティリティ、画像処理ソフトを収録したCD-ROM2枚が欠品。

私の場合ドライヴァさえあれば使えますし、エプソンのサイトからダウンロードできます。というわけで他に欠品がないこと、ガラスの傷がないことを確認し即購入しました。1月にGA645iを入手してから、ソフマップに行くたびにエプソンのGT-9800Fが納得できる価格(具体的には1万円台前半)でないものかと目を光らせていた甲斐があったというものです。

2005年6月22日(水)曇

GT-9800Fで何コマかスキャンしてみました。左は今年の1月に東京に行ったときの写真で、上野の駅前です。夕暮れで暗部と明部の差があるシーンを選んでスキャンしてみたんですが、いい感じです。

35mmフィルムでは細部がぼやけてしまうようです。ただそれはフィルム・スキャナと比較した場合の評価で、単体で見れば許容範囲内ではあります。もちろん上の画像のようにブローニー・フィルムからのスキャンで、かつWeb上に掲載するのであれば問題はありません。これで心置きなく中判カメラを使うことができます。

ドライヴァ・ソフトはすごく使いやすいです。全てを手動で設定するプロフェッショナル・モードにしておけば、何の苦もなく取り込めます。ソフトウェア内部の画像処理も的確です。私が使っているフィルム・スキャナはオートだとシャープネスとコントラストを強調しすぎるきらいがありますが、GT-9800Fはレタッチしやすい画像を提供してくれるという意味で、フィルム・スキャナの上を行っていると思います。

2005年6月23日(木)曇

FED-2のピント不良が気になって仕方ないので、結局ヤフオクでレンズを買ってしまいました。左の写真がそれで、見ての通り沈胴式のИНДУСТАР(INDUSTAR)-22 5cm F3.5です。

試写の結果は大変よく、やはりもともとついていたレンズが悪かったみたいです。このレンズをメインで使いつつ、もとのレンズは自分で調整してみたいと思っています。掲示板で調整方法は教えてもらいましたし。

一難去ってまた一難、という感じですが、フィルムに傷が付くんです。わりと深い傷で、スキャンすると黒い線になってしまうくらいです。仔細に調べてみるとフィルム圧板に何かでひっかいたような傷を発見しました。傷を認識してから指の腹で何度も圧板を触ってはいたんですが、それでは分からず、爪で触ると少し抵抗を感じる程度のものでした。

原因が分かれば研磨剤を入手して磨き上げればいいので、その点では心配していませんが、不思議なのは最初に撮ったフィルムでは傷がごく浅くスキャンしても気付かないほどだったのに、どんどんひどくなっていることです。裏蓋を装着する際にフィルム圧板とガイドレールがこすれてしまう構造なので、そのときについたのかなあ。とすると、直しても再発の可能性もある。うーん。

2005年6月24日(金)曇

今日も昨日に引き続きGT-9800Fのテスト。これは2003年に撮った岸和田城。天守閣は昭和に入ってからの再建だそうですが、天気もよくていい被写体でした。

これはヤシカマット124Gで撮ったものです。二眼レフもちゃんと使ってあげないといけないなあ。

FED-2の圧板を目の細かい耐水ペーパーで磨いたところ、問題となる傷は消えましたが、また新たな傷ができてしまいました。比較的浅いものなので、もしかしたら実際には問題にならないのかも知れませんが、気になるので今度はスポンジに台所用のクレンザーをつけて磨くとまた同じ結果に。根気よくやるしかないようですね。あまり磨きすぎてもダメでしょうけど。

梅雨はどこへ行ったんでしょうね。たまにパラパラ降るくらいで梅雨特有のしとしととした雨は全然来ません。といってすっきり晴れるわけでもなく。こうなると真夏の方がいいな。

2005年6月25日(土)晴時々曇

『24』のシーズン1(正しくはローマ数字)は先週の初めに見終わりまして、また続きのシーズン2を借りてきました。これからまた長い話が始まるなあ、という面倒くささもあるんですけど、やっぱり見たい。父母はもう見ない、と言っていますが。

FED-2の圧板による傷の具合をチェックするのがすごく大変です。今までは傷が付いてないテスト用のフィルムを通すことでチェックできましたが、何度も通した結果、全て傷だらけになってしまって、今どこに傷が付いている状態なのかが分からなくなってきました。新しいフィルムを無駄にするのはもったいないし。

島田荘司の『火刑都市』を古本で買って読んでいたら、読んだことがあるような気がしてきました。結局最後まで読みましたが、結末を覚えていないことを考えると、作品紹介などでストーリーのさわりの部分を目にしたことがあるだけかも知れません。とはいえ、何冊か図書館で借りて読んで、所有していないものがあるので、ずっと前に読んで忘れているだけかも知れませんけど。何かすっきりしない、損したような気分です。

2005年6月26日(日)晴のち曇

アストル・ピアソラのCDを購入しました。1982年の東京公演を録音した、"Astor Piazzolla y su Quinteto Live in Tokyo 1982" というアルバムです。

前にメモに書いたアルバムよりずっといいです。こういうのはライヴの方がいいのかも知れません。

どれくらい素晴らしいかというと、要するに圧倒的です。まあいいじゃん、とかそういうレヴェルじゃなくて。そんなわけで私は完全にアストル・ピアソラの、ひいてはアルゼンチン・タンゴのファンになってしまいました。買ってよかった。嬉しいのでジャケットをスキャンして載せておきました。

FED-2の圧板による傷をチェックすべく、安いフィルムを買いました。もったいない気もしますけど、いちいち何かを撮って現像してチェックするのでは更にコストがかさみますから、仕方ありませんね。

2005年6月28日(火)曇のち晴

「しんきくさい」という言葉が大阪方言にありますが、私は最近まで実感として意味を知りませんでした。昨日、中島らもの関西についての本を読んでいたら「じれったい」という意味だということが分かりまして、なるほどと膝を打った次第です。というのは『24』を見終わった母が「あんなしんきくさいもん、もう見いひん」と言ったのを、はっきりとは理解できなかったんです。何のことはない「あんなじれったいもの、もう見ない」ということだったわけです。

大学の教授や友人と喋るときはこちらが意識して大阪弁を使わないようにしないといけませんでした。大阪弁を解する人がほとんどいなかったんですよね。ただ、接続詞や語尾は文脈やイントネーション(疑問は語尾を上げる、とか)で理解してもらえるみたいで、問題は語彙でした。私にとっての「しんきくさい」と同様に。

全く話は変わりますが、『24』のシーズン2を6話見ました。この話の問題はみんな不幸である点です。誰も人を信頼していないか、その信頼は崩れ去るはめになる。そして、その溝はどんどんと深まっていく。国家的事件(すなわちテロ)を解決しようと奔走する一方で、個人的な事件が生じてしまう。前者は解決しても、後者は解決しない。暗い。

ではなぜ見るのか。事件の全貌を知りたい、そしてその危機的な状況をどう打破していくか知りたいという興味があるからです。

2005年6月29日(水)曇一時雨

今日は雨が降ったり、太陽が照ったりして不安定な天気でした。梅雨なんだし、そろそろ雨が降ってもいいのになあ、と思います。

ツタヤに行ったらアストル・ピアソラのCDがもう一枚ありました。前回借りていた『リベルタンゴ』しかないと思っていたんですけど、あったみたいです。アストル・ピアソラのインデックスがあって、そこには確かに一枚なんですが、ヨーロッパの音楽のところに紛れ込んでいたわけです。ツタヤってわりとそういうことがあるので、困るといえば困りますが、面白いといえば面白いですね。探す楽しみがあります。

そしてもちろん『24』シーズン2の続きも借りてきました。今回は2巻(4話)だけ。あまり借りすぎると気分的に負担になって見始めにくい、ということがありますから。2巻だけなら一日でも見られますしね。

今月はあまり散歩できませんでした。今年に入ってから、月ごとの散歩する頻度にむらがあります。まあ、コンスタントに行かねばならない、という決まりはありませんし、趣味なので好きなときに行きゃいいんですけどね。

2005年6月30日(木)晴

母が明日卒業検定を受けるそうです。これに通れば後は試験場での学科試験を残すのみ。4月20日に入校していますから、早いですね。私とそう変わらないスピードです。

車を頻繁に運転するようになって2ヶ月半、やっと車幅感覚がつかめてきました。裏道も難なく通れるようになると目的地までの所要時間が短くなって嬉しいです。自宅の車庫入れはごく稀に一発で決まりますが、ほとんどの場合は一回は切り返す必要があります。まだまだですね。

先日、ショッピングセンターの駐車場にツインがとまっていたので、じっくり見てきました。まずその小ささにびっくりしますね。小さい車だと分かっていても、実物を目にすると想像していた以上に小さい。こんなのが公道を走っていいのか、という感じの小ささです。安い中古ないかなあ。