2006年6月1日(木)晴

そろそろ車をエアコンなしで運転するにはつらい季節になってきました。窓を開けるとずいぶんと違いますが、排気ガスに溺れそうな幹線道路ではちょっと窓を開ける気にはなりませんからね。

ツインにオーディオを付けようかと思っていますが、よくよく考えると運転中ってあまり音楽って聴いてないんですよね。ある程度は集中していますから、走っているときは耳には入っているんでしょうが、ほとんど聴いていない。信号待ちのときに多少気が紛れるくらいのものです。まあ、妹はすごくオーディオが欲しそうなので付けるかもしれませんが、私はあんまりいらないなあ。

読む本がなくなりつつあるので、古本屋さんに行ってきました。わりと分量が多くて、読むのに時間がかかりそうなもの、という漠然とした基準で探したんですけど、さすがに漠としすぎて見つかりませんでした。たまには読んだことのない作家のものにトライしてみたい気持ちがあったんですけど、何かのとっかかりがないと難しい。

誰か私と趣味の合う読書家が身近にいて、これ面白いよ、と紹介してくれたらいいのになあと勝手なことを考えたりしますが、実現するはずもなく。

2006年6月2日(金)曇

容量が小さいだの連続再生時間が短いだのとうじうじと悩んでいましたが、今日iPod with video(5G)の30GBモデル(LINK)を買いました。

もう悩むのが面倒になったので、まずは買ってしまおうという一種の暴挙に出たわけです。定価で買う気満々で天王寺のソフマップに寄ったら、ちょうど未使用品が2万9800円で出ていたのを購入。定価は3万4800円ですから、ずいぶんと安いです。その差額でちょっとしたアクセサリが買えます。

早速CDをiTunesでリッピングして、1GB強のデータを転送しました。マニュアルなしで使えるよくできたインターフェイスだと思います。それに転送というか同期は自動ですしね。写真や動画も入れられるそうですが、どちらにしてもソフトウェアがいりますし、動画再生はバッテリ駆動時間から考えると「できないこともない」という程度だと思います。私はMDの代替として買っているので、音楽再生メインで使うつもりです。よく考えたら1997年の10月に買ったMDプレイヤーも3万円と似たような値段でした。

気になるのはボディ外装です。背面のステンレスは素手で触ると指紋でベタベタになりますし、表面のポリカーボネイトは少しでも擦れると傷が付きそうで怖い。明日にでもケースを買いに走るつもりです。

図書館で漫画雑誌「ガロ」の編集長の本を借りました。「ガロ」の編集長になる経緯と当時の漫画をとりまいていた状況を書いたエッセイです。白土三平、水木しげるは当然ですが、赤瀬川原平周辺の人や安西水丸の名前が出てくるので面白い。その時代の漫画も読んでみたいところです。つげ義春くらいしか知らないもので。

2006年6月3日(土)曇のち晴

早速、iPod用のケースを買ってきました。シリコン製のぴったりフィットするものです。これでボディにつく指紋や傷を気にすることなく、安心して使うことができます。

特に用事もなく無印良品に寄ったら、iPodにちょうどよさそうなクッション製生地のケースがあったのでそれも購入。iPod用とはどこにも書いていませんが、そのために作ったようにぴったりのサイズでした。ケースが二重なんて馬鹿みたいですけど、HDDが入っているわけですから用心に越したことはありません。

iTunesをいろいろといじっていると、曲にアートワーク、すなわち画像を設定できることが分かりました。どんな画像でもいいとはいえ、やはりここはCDジャケットがいいだろうと思い、全ての曲(現時点では560曲)に設定しておきました。ジャズCDは全てスキャンしてあったので、リサイズしてJPEG(BMPやPNGなどでも可)で保存するだけなので楽でした。その他のCDは新たにスキャンしました。それでその画像は、再生中に曲名、アーティスト、アルバム名と一緒に表示されます。

iPod付属のイヤホンはあまりいい音質ではありません。手持ちのイヤホンをいくつか使ってみたところ、どれもあまりぱっとしません。MDで使っているカナル型のものが一番ましですが、前々からの不満点である低音のこもりが強調されてしまうようです。もうちょっといいのが欲しいな。

2006年6月5日(月)晴

昨日は狭山池公園を散歩してきました。池の周囲を一周できる遊歩道が整備されているので、気持ちよく散歩できます。デジカメで写真を撮りつつ、iPodで音楽を聴きながらゆっくり歩いて一時間もかからなかったと思います。説明板によると2.85kmだそうですから、ちょっと歩くにはいい距離です。

昨日と今日でiPodを実際に使ってみたところ、音飛びすることもなく、普通に使う分には特に不満はありません。

MDに録音したラジオ番組をiPodで聴きたいと思って、録音ソフトを探しています。チップセットに統合されたオーディオ機能ですから、音質はよくないと思います。我慢できるのか致命的にダメなのか判断すべくフリーソフトで試してみたいと思います。1998年にKissFMで土曜日の夜に放送していた「バール・サンドリオン」という番組が7回分あって、それを聴きたいなあと。

ラジオを配信するところはたくさんあって、ほとんどが無償ですが最近はラジオを全然聴かないので、どれが面白いのか分からないという問題があります。

2006年6月6日(火)晴

ツインに給油しました。燃費はリッター14.55km。前回が14.45kmなのでほぼ同じですね。15kmは難しいのかなあ。とはいえ、エアコンを入れるようになっても悪化していないのは、アイドリング・ストップのおかげだと思います。

GEOで通常1枚300円のアルバムCDレンタルが3枚で600円だというので、井上陽水の『ユナイテッド・カヴァー』、『紅の豚』と『風の谷のナウシカ』のサウンド・トラックを借りてきました。早速iTunesでエンコード。

気になるCDがあったらすぐにメモしておかないと、忘れてしまいます。忘れるくらいのものなら聴かなくてもいいという立場もありえるでしょうが、最近はわりと重要なものも忘れてしまう傾向にあるようで、そうも言ってられません。CDだけじゃなくて全てにおいてなんですけどね。日記に書くことも、何か面白いことを思いついたことだけ記憶していて、内容はすっかり忘れていたります。

iPod用のスピーカーを調べてみましたが、判明したのは「実際に音を聴いてみないことにはどれがいいかは絶対に分からない」ということだけでした。まあ、純正ドックと同等の機能、すなわち充電と同期ができるものがいいとは思っていますが、音がクズだと買う気はしないですからね。

2006年6月7日(水)晴

iPodにはACアダプタが付いていなくて、USBケーブルからPC経由で充電します。わりと長時間PCを使うので、あまり不便はしないだろうと思っていたんですけど、そうでもありません。ACアダプタはサードパーティからもいろいろと出ているので、よさそうなものを買おうと思います。

シリコン製ケース+無印のケースの組み合わせはiPodの保護という意味では有効ですが、手触りもよくないし取り出しにくいので使いにくいです。それでいろいろと調べたところ、こういうの(LINK)もよさそうかなあ、と思っています。カード入れとしての機能はあれば便利という程度でしょうが、フラップ式ですぐに開くことができるのが便利そうです。初めて使うものって、使い勝手がよく分からないので、使いやすそうだと想像して買っても意外と使いにくいことがあるので注意しないといけません。カメラ用にバッグをどれだけ買ったことか。

iPod用アクセサリーがたくさん展示してあるらしいので、心斎橋のアップル・ストアに行こうと思っています。いつだったか銀座のお店に行ったことはあるんですけど、心斎橋はあるのを確認した程度です。ブランド品の路面店のような入りにくさがあったように記憶していますが、まあ致し方ありません。

2006年6月8日(木)曇のち雨

近畿地方も入梅したようです。今年は比較的涼しいように思うんですが、気のせいかも知れません。一年前のことって、天候のような些細なことは意外と覚えていないものです。

iPodのパッケージにはロクな取扱説明書が入っていなかったので、アップルのサイトから「機能ガイド」を入手してプリント・アウトしました。69ページもあるのでインクをたくさん使いましたが、これで一通りの機能は検索することができます。あとはiTunesです。今日はじめて「ブラウザ」機能を知りました。デフォルトでは曲がずらっとリスト形式で表示されていて、目的の曲を探すのにスクロールをし続ける必要があって不便だと思っていたんですが、その上部にジャンル、アーティスト、アルバムの一覧を表示できます。

MDのときから使っているソニーのカナル型イヤホンの音がどうも納得できません。高音は割れ気味ですし、低音は妙に強調されていて不明瞭。MDで使っているときはあまり気にならなかったんですけど、iPodで今日初めて使ってみたところすごく耳障りです。私は基本的に低音は控えめであって欲しいので、ちょっと調べてみたところ、オーディオ・テクニカのATH-CK7がよさそうです。価格は量販店で1万円弱。ポイント還元があるので実質的には8500円くらい。「試しに買ってみる」ことのできないお値段なので、試聴できるところを探そうと思います。

2006年6月9日(金)曇一時雨

連続再生時間が公称14時間のiPodで、実際の使用状況でどれくらいもつのか試してみました。特別なことは何もせず、ただ再生開始時間と終了時間をメモするだけ。基本的にはアルバム単位で聴き、1つが再生終了したら次のアルバムを選ぶ、という方法です。プレイリストを作ってiPodを操作しないようにすれば、バックライトもつかないし再生以外の処理もしないので、時間は延びると思いますが、私にとってはあまり現実的ではありません。

結果は約12時間。公称値はおそらく、iPodを操作せずに連続再生した状態で計測しているでしょうから、実使用で12時間はまあまあだと思います。一日に3時間使うとして4日。バッテリ表示が減ってきたら充電するようにすれば、バッテリ切れとは無縁なので充分とは言えますが絶対的には短いですね。

明日にでも心斎橋のアップル・ストアに行くつもりです。イヤホンの試聴ができたら嬉しいし、少なくともアクセサリーのチェックはできます。イヤホンよりは頭からかけるヘッドホンの方が音はいいみたいですが、夏場は暑くて不快ですし、何より見た目が大仰です。ノイズをある程度遮断できるカナル型で5000円くらいがひとつの目安だと思っています。あとケースも見たい。

2006年6月11日(日)曇時々晴

iPod関係の文章をふたつ、当サイトの「文章」タブに追加しました。よろしければご覧ください。

昨日は心斎橋のアップル・ストアとビックカメラで、しつこくiPod用のアクセサリ類を見たんですけど、結局は何も買いませんでした。以前に書いたように、どのアクセサリが私にとって便利なのか、はっきり分かっていないのが最大の原因です。実はよさそうなケースがあれば買おうと思っていました。しかし、いろんなスタイルのものがあって、値段もピンキリで、どれを買うべきか決めることができなかったわけです。ACアダプタ、イヤホンについても然り。

iPodを使わずにいる時間が長いと、次に使うときにアップルのマークが表示されてすぐに電源が入りません。不具合でもあるのかと心配でしたが、ダウンロードした機能ガイドにはないようです。検索してみたところ14時間以上操作しないと「ハイバネーション」という状態になっているそうで、動作は前記の通りで正常なようです。安心しました。

2006年6月12日(月)晴時々曇

iTunesに取り込んだ曲が4GBを超えたので、DVD-Rにバックアップしておきました。今回は全てバックアップするだけなので作業は簡単でしたが、次回からは差分だけをピックアップするのが面倒だと思います。たぶん10GBを超えることはないと思うので、一括して2層DVD-Rに保存するのが手っ取り早いかも知れませんね。

ネット上で収集したiPodの情報を集約すべく、ページを作成しました。「ダンス・ステップ」にリンクをはっておきました。自分用の備忘録ですが、何かの足しになるかも知れませんから。とはいえ今のところ昨日書いたハイバネーションとiPodのリセット方法だけです。実はiPodだけのサイトを作ろうかと考えています。詳しいサイトはたくさんありますが、情報が多すぎて逆に分かりにくいところもあるので、情報を厳選して掲載するのもいいかも知れません。デザインも考え甲斐がありますから面白そうです。

明日からGEOのCDレンタルが半額なので、気になるアルバムを借りようと思います。150円だとちょっと気になる程度でも、借りてみる気になれます。ツタヤはジャズが充実しているんですが、会員カードの期限が切れているのでまた登録しないといけません。お金もかかるし、レンタル料は高い(確かアルバムは367円)しで躊躇していまいます。

2006年6月13日(火)晴

今日は昨日までと空気が違っていました。湿度があって空気自体の質量を体感できるような重さを感じる、簡単に言えば夏の「におい」を感じました。季節の替わり目には、必ずこういう日があります。やはり気持ちいいのは冬から春になるときと、夏が秋に移りかわっていくときだと思います。

いつか書いたことがあるように記憶していますが、収録時間が50分前後のCDが好きです。これくらいだと集中して聴くのにちょうどいい。75分にもなると最後の方でダレてきます。レコード(LP)時代の人が、途中でひっくり返すひと呼吸が音楽に対する集中力を増す、というようなことを言ったりしますけど、分かる気がします。もちろん慣れの問題で、延々とシャッフルしている人などにとっては意味がないんですけど、アルバム単位で聴くことに慣れている私にはプレイリストを作るより、面倒なようでもその時々で聴きたいアルバムを選ぶ方が合っているわけです。

何にしてもまず、マトモな音のするイヤホンが欲しいとは思うものの、どれがいいのか分かりません。土曜日にビックカメラに行ったとき、試聴できるコーナーがあったので「お!」思って近寄っていったら、コードがからまっていて、使いたいイヤホンのコードがどれなのか分からない状態で断念しました。

2006年6月15日(木)雨

雨も明日の朝にはあがって暑くなるそうです。梅雨でも今日くらいの気温なら過ごしやすくて嬉しい。

少しずつiPod関連の備忘録が増えていくので、独立したページを作ることにしました。タイトルはまだ未定ですが、デザインはほぼ完成しました(LINK)。「いるかホテル」の日記過去ログのページをベースに、幅や色をアレンジしただけなので簡単でした。タイトルやメニューの文字の背景はiTunesの画面っぽくしてあります。情報を満載するのではなくて、自分が使う上で便利だと思ったものだけを厳選して載せたいと思っています。

MacBookモニターを募集していたので、即応募。先日心斎橋のアップル・ストアで触ったところ、LCDも綺麗になってそんなに安っぽくもなく欲しいと思いました。コア・デュオ搭載で15万円を割るラップトップPCは、他ではちょっとないでしょう。ポータビリティは低めですが、いざとなれば持ち歩けるサイズと重さです。バッテリ駆動時間は短いですけどね。

応募はしたものの、経験上当選する可能性はほぼゼロだと思います。今まで何かに応募して当たった試しがありませんからね。妹は近くのスーパーで自転車を当てたり、サンリオか何かの地球儀をもらったりとラッキーなんですが、私は全然ダメです。

2006年6月16日(金)晴

iPodサイトのトップページのデザインに悩んでいます。サイトの説明を少し書くことは決定していますが、それだけだと余白が多すぎます。だいたいいつもこうなんですよね。画像を使った重いトップページにしようかな。

iPodに入れたのがきっかけで、久しぶりに聴くアルバムがわりとあります。最近はサウンドトラックを聴くことが多くて、すっかり存在を忘れていたものがいくつもありました。嗜好はあまり変化していないみたいで、それがきっかけでよく聴くようになったりもします。とはいえ、そればかりでもつまらないことは確かです。CDを借りにいっても、知っている人のものしか手に取らないことに気付きます。全然知らない人のCDを借りて「これはヒットだなあ」というときの喜びを味わいたいんですが、音楽番組も見ないし、ラジオも聴かないし、新しい出会いがないんです。

この週末、ヨドバシに行ってみようかと考えています。iPod用のそこそこのイヤホンが欲しいので。ヨドバシならいろいろ試聴できるんじゃないかと期待しているわけです。

2006年6月17日(土)曇のち雨

太宰リストウォッチ

5月8日に応募したYonda? Clubの太宰の時計が届きました。思ったより早かった。左の画像がそれです。ベルトはゴム製でチープですが、本体はそこそこの質感で満足しています。デザイン的に実用として使うには難しいのでコレクションしておきたいと思います。ムーヴメントはシチズン製のクォーツのようなので、そうそう壊れることはないと思います。

iPodサイト作成のために、いろいろと写真を撮りました。ネット上には綺麗な画像がたくさんありますが、著作権の問題もありますし、自分で撮ったものの方がいいですからね。とは言うものの、撮影してレタッチして、使える画像にするまでにすごく時間がかかります。デスク用のライト片手にデジカメのLCDで映り込みがないか確認しながらの撮影は手間がかかって仕方ない。

ツインのブレーキがキーキーと音をたてるようになったので、そろそろ整備点検してもらおうかと考えています。購入から1年後の9月に整備する予定になっていますが、そろそろオイル交換も必要でしょうし、ちょうどいい機会でしょう。きっちり1年待つ必要もありませんから。

2006年6月18日(日)晴

GEOでCDを借りてきました。3枚で600円のキャンペーンがまだ続いていたので、妹と合わせて3枚借りました。借りたいものは1枚ずつだったものの、2枚でも同じ600円なので気になるものを借りてみたわけです。このあたりは貧乏性ですね。すっぱり2枚にすればいいところを、値段が一緒となるとついつい3枚目を探してしまう。

今日もまたiPodサイト作成作業。デザインほぼ完成ですし、細々した情報は載せましたから、あとは文章です。私はだいたい文章を書きながら考える傾向にあるんですが、問題は考える気分にならないと文章が書けないことです。書き始めるまでに時間がかかるんです、要するに。

最近新しい本を読んでいません。ヴォリュームのあるミステリが読みたいなあ、と思っているところです。京極さんの『今昔続百鬼―雲』が文庫版で発売されているので読もうとは思っていますが、サイドストーリーなので本編のような重量感がないんですよね。だから悪いというのではなくて、今の私の読書欲とはちょっと方向が違う、ということ。

2006年6月20日(火)晴

昨日『今昔続百鬼―雲』を買いました。面白くて2日で読破しました。短編という形式ではありますが、全てを貫くテーマがあって興味深いですし、また、最終話はサイドストーリーとしての面白さもありました。1020円というのは文庫本としては高めですけど、それだけの価値はあります。

今日は久しぶりにヴィッツを運転しました。車体感覚はまだあるようで、細い道でも戸惑うことはありませんでした。車庫入れも珍しく一発で決まって、今日は調子がよかった。ただ、CDプレイヤーの調子が悪いみたいで、回転音が異常で再生できませんでした。CD-Rだから起きた現象なのか、故障なのかはっきりさせようと思っていたのをすっかり忘れていました。明日以降確認したいと思います。

やっとiPod用のACアダプタを買いました。標準添付品のケーブルの先に繋ぐもので、980円。私が見た限りでは一番安いと思います。機能的には問題ないので満足しています。まあ、それだけの製品ですから充電できないと困るわけですけどね。実を言うとケーブル一体型の充電器を探していました。標準添付ケーブルはデータ同期用にして、充電器は充電用だけにする方が便利だろうと思って。でも2500円くらいするんです。この価格差はDockコネクタのライセンス料が原因だと思います。同じ機能のもので倍以上のお金を出すのは嫌なので、安い方にしたわけです。

2006年6月21日(水)晴のち曇

昨日書いたヴィッツのCDプレイヤーの問題は、CD-Rだから再生できなかっただけのようで安心しました。今年の車検の際にオーディオやパワーウィンドウの故障をカヴァーする保証に入っているはずなので、壊れていたとしても金銭的な損害はないものの、ディーラーに電話したり、修理の日時を設定したりいろいろと手間ですから。

iPodのアクセサリって高いものが多いように思います。これだけ普及して買う人が多いんだから、普通は単価は下がるはずなのに、やはり高くても売れるからか安くはならないようです。なのに革製ケースなどを見ると、価格のわりに品質は高くない。縫製が汚いし、ケースの形にゆがみがある。ちゃんとしたものを買おうとすると6000円くらいになります。3000円程度だと一応革製で、一応ケースの形をしているという程度のものしかないんですよね、これが。

iPod普及によるアクセサリなど二次市場の拡大を「iPodエコノミー」と言うらしいですけど、成熟した市場になるにはまだまだ時間がかかりそうですね。

2006年6月23日(金)雨のち曇

iPodのバッテリ駆動時間をテストして以来、使用時間を逐一メモするのが習慣になってしまっています。結果として今までで4回テストしたことになって、私の使い方だと11時間くらいしかもたないようです。ギリギリまで使えば、あと1時間くらいは使えるように思いますが、やはりバッテリ表示が赤になるとそろそろ充電しようかなという気持ちになりますから。

iPodの仕様には4時間でフル充電と書いてあるのに、充電すると2時間くらいで「充電済み」に表示が変わるのを疑問に思っていたので調べてみたら、最初の2時間は急速に80%あたりまで達し、あと2時間かけてゆっくりと充電するのがリチウムイオンの仕様みたいです。要するに80%の時点で「充電済み」が出るのかも知れず、今までずっと80%の状態で使っていたことになるのかな。80%で11時間使えるとしたら、14時間弱は使えるわけでスペック通りです。またテストしてみる必要がありそうです。

以前から探していた内田百{閧フ「続百鬼園随筆」(新潮文庫)を近くの書店で見つけたので購入。読み始めはそんなに面白くないように感じてしまいますが、読み進めるほどに独特のおかしみがあっていい感じです。こんなエッセイが書けたらいいなあ。

2006年6月24日(土)曇のち晴

前にも少し触れましたが、MacBookはデュアル・コアCPU搭載のラップトップ・コンピュータとして魅力的な価格だと思います。LCDが13.3インチと小さいのがネックになる可能性はあるものの、解像度はそれなりに高いので、サブマシンとかあまりガンガン使わない人にとっては充分だと思います。

妹が興味を持っているみたいなんです。今使っているVAIOのQR1S(LINK)は5年くらい前のもので、起動にすごく時間がかかるし動作も鈍くなってきているようです。iPodも欲しがっているので、CDからのエンコードとかライブラリの保存をするにはスペック的に苦しいし、iTunesが対応していないOSなので使いにくいことこの上ない。そんなわけで、安くてデザインもいいものに買い換えたい、ということのようです。

問題はMacOSに慣れないといけない点ですが、ネットとメールくらいしか使わないみたいですし、覚えるのは早い方なので、そんなに時間はかからないんじゃないかと思います。

2006年6月25日(日)雨時々曇

GEOへCDを返しに行った折に『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』の1、2巻があったので購入。一年戦争からグリプス戦役(Zガンダムで描かれた戦争)までのシャアを描いた漫画です。作者は以前からアニメーターとしてガンダムに関わっている人のようで、きちんとガンダムっぽい画になっています。ストーリーはもちろんですが、画が雰囲気を出していないと読もうという気持ちになれない私にとっては、すごく嬉しい。

新品の本屋さんでは漫画を立ち読みできない上に、定価なので、ちょっと買ってみようという気分になりにくい。古本で立ち読みできるGEOやブックオフは画の感じとかストーリーをある程度確認してから、納得して、しかも定価よりぐっと安く買えるのは魅力です。それがきっかけで、最新刊は発売日に定価で買うようになる場合もありますから、立ち読み禁止、絶対定価というスタンスは再考の余地があると思います。私がよくいく書店では、有名な漫画に限って、第1巻だけは立ち読みできるようになっています。1冊損して、どれだけ売り上げが上がるのかは知りませんが、買う方としては嬉しい方法です。

プリンタのカラーインクが切れかけています。CDやDVDのレーベル印刷もしたいし、写真画質でプリントアウトしたいときもあるので、買い換えたい気持ちはあります。キヤノンのiP4200なら1万5000円くらいで性能的にも手頃なようです。インクを買い換えないといけない時期になるといつも考えるんですけどね。

2006年6月26日(月)雨のち曇

今日の朝方はすごい雨でした。今年の梅雨はしとしとと降らずに、まとめてどっと降るらしいですけど、感覚的にもその通りのようです。

昨日買った漫画の続きをブックオフに買いに行ったのですが、1冊もありませんでした。高くてもあれば買おうと思っていただけに、すごく残念です。というか、ブックオフって数はあるわりに、こういう目に遭うことが多いように思います。まあ以前から探しているSSの8と9巻はどこへ行ってもないですけどね。天王寺の大きい旭屋でも取り寄せでした。

iPodって、やっぱり携帯できるミュージック・ライブラリなんだなあ、という気がしています(nano、miniなどは除外して考えてください)。携帯音楽プレイヤーとしては少しフットワークが悪い。サイズも駆動時間も。それに材質がデリケートすぎます。高級感は必要ですが、もっとタフで神経質にならなくていいマテリアルはいくらでもあると思います。操作性も他と較べるといいだけで、絶対的に使いやすいかというと首を傾げざるを得ない。手に持ってiPodと正対して使う分には便利だと思いますが、バッグに入れたときの使いにくさは操作する気を萎えさせるのに充分です。そのためだけにプレイリストを作ったりして。

iPodと気に入ったスピーカーを組み合わせて、オーディオがないところでも、自分の聴きたいアルバムが聴ける、という環境を作り出せるのが便利で魅力的だとは思います。カーオーディオに繋ぐのもいいですね。

2006年6月27日(火)晴

iPodで聴いているとノイズまみれのアルバムあったので原因を探ってみたところ、CDそのものにノイズがあるようです。iPodが原因でないことはすぐに判明しましたから、iTunesでの取り込み時かと疑って、いろいろと試してみたんですが解消されず。試しにリアル・プレイヤーで再生してみるとノイズだらけでした。コピーしたときに何らかの影響でノイズが乗ってしまったようです。ただ、コンポで聴くと全く問題ないんですよね。だから気付かなかったわけですが。

オーディオ・テクニカ製カナル型イヤホンATH-CK32(LINK)ATH-CK5(LINK)のどちらかを買おうかと思っています。前者が2000円弱、後者でも2500円程度と安いのが何よりも魅力的で、音質については価格を考えると上出来だと評価されています。ソニーのヤツ(LINK)は、高音がきつくて低音は変に強くてこもるので、ストレートな音のものを探していたところ、これに行き着きました。

後者の方はコードが気になります。0.5mと短く、左右で長さが違うU型コードなんです。付属延長コードはこれまた1mと長すぎます。0.5mでいいのに。

試しに安い前者を買ってみようかなあ。

2006年6月28日(水)晴

太宰リストウォッチ

昨日の日記に書いた、安い方のイヤホンを買いました。左の画像で付けている、Sサイズのイヤピースがぴったりでした。

すごく感度が高いみたいで、今までは音量目盛りの50%程度でちょうどだったのが、30%くらいで同じくらいの音量になります。

音質的にはヴォーカル程度の音域の再生が得意のようですが、使い始めたところなので、あまり決定的な感想にはならないと思います。昔のジャズ・ヴォーカルを聴くと低音も控えめでいい感じです。ただ、苦手なものも多くて、そういうソースだと低音がバンバン出て、全体的にもやもやした感じになります。まあ、2000円弱ですし、以前のソニーのヤツよりは好きな音なのでよしとします。それにケーブルが長いので、iPod用としてはすごく使いやすい。

昨日思い立って、古いジャズ・ヴォーカルのアルバムを何枚かiTunesで取り込みました。ジャズがポピュラー・ミュージックだった時代のもので、これは楽しいです。有名なのはナット・キング・コールですけど、軽く歌ってもちゃんと「ジャズしてる」上に、声はすごく艶やかなので、聴くとすごく気持ちいい。朗々と歌い上げるのもいいですが、イヤホンで聴く場合は確かな歌唱力に裏打ちはされてるけど、さらっと歌っているアルバムの方が聴きやすいように思います。

2006年6月29日(木)晴

最近、群ようこのエッセイを読んでいます。本についてと日常についてのエッセイがほとんどで、どちらも面白いです。古本屋さんにたくさん出回っているので新品で買おうとまでは思わないんですけど、安くで買って読むと得した気分になれます。

私は何でも定価で買うのに抵抗があります。最近は定価を定めない商品がほとんどになってしまいましたが、だいたいどこでも同じような価格ですから、それが定価だと言うことはできます。

ポイントが付けばそれで満足ですし、もともとが安ければもっと嬉しいわけですけど、同じものなんだから、できるだけ安く買いたい気持ちがあります。iPodも定価で買ってないですし、カメラなんかはその典型で、新品で売られているものと中古を比べた場合、機能はあんまり変わらないのに価格は圧倒的に中古が安いわけですから、結局中古カメラばかり所有することになりました。

2006年6月30日(金)晴のち曇

手持ちのイヤホンを聴き較べてみたところ、耳かけ式のもの(LINK)が一番好みの音でした。残念なのは開放型なので遮音性が皆無に等しいところ。電車内など騒音のあるところでは事実上使えません。騒音で音楽がかき消されるので音量を上げることになり、その結果音漏れもひどくなって、周りの人に迷惑がかかります。迷惑をかえりみずシャカシャカ音漏れさせている人もたまにいますけど。図書館なども同様にダメで、要するに自室で使うしかありません。装着感もいいし、デザインもそこそこなのにもったいないですね。

iPod用のコンパクトなスピーカーは数あれど、音質重視の製品は少ないようです。音質のよさをうたっているものは軒並み高いので、iPodを接続できるドックをラインナップしているオーディオ・メイカーのコンポの方が価格的には魅力的にうつります。やはりアンプとスピーカーをひとつにまとめると、多少なりともノイズが入ってしまうわけで。それにCDも持っていますから、基本的にiPodだけしか繋げないというのは痛い場面が出てくるように思います。iPodが壊れたら音楽が聴けない、とか。

今日、さる友人から久しぶりに電話があってちょっと喋っていたんですけど、最近iPodについて書きすぎ、とか言われました。全く仰るとおりです。