2009年6月7日(日)晴

会社の方からペンタックスK10Dを譲ってもらいました。飲み会でペンタックスの古いカメラを持っている、という話をしていると、ちょうどK20Dに買い替えられる予定だったそうで。ペンタックスはマウントを替えていないので古いレンズも使えるらしく、更にK10Dは電子接点のないレンズでも絞込み測光で内臓露出計を使えます。

実際に使ってみると、露出計はだいたいオーヴァー気味の値を示します。これは故障ではなくて、露出計の仕組みとしてそうなってしまうらしいです。こういうのは慣れだけの問題ですし、デジカメなので露出を変えながら撮ってみて、いいコマだけ残せばいいだけの話ですから、致命的な問題ではありません。

今日はダイエットとK10Dの試写を兼ねて、當麻に行ってきました。わりと久しぶりです。日差しは強いけれど、風は涼しく、散歩するにはとてもいい気候でした。ただ、写真を撮りながら歩くのは、あまりダイエットには向かないですね。写真を撮るたびに立ち止まるので。

画質と色については、強い日差しの中では液晶の表示品質が低下して、ちゃんと写っているのか心配でしたが、帰宅してPCで見てみると、ちゃんと綺麗に撮れていました。色再現をナチュラルにしているので、派手すぎず自然な落ち着いた感じです。RAWで撮影していますから、ヴィヴィッドな感じの色にしたいときにも対応できますしね。

総じてK10Dはいい感じでした。古いレンズをマニュアル露出で使っているため、EOS30Dと単純に比較することはできませんが、操作性に戸惑うことはほとんどなくなってきました。そう考えるとレンズが欲しいなあ、と思うのですが、どれを買うべきかは悩ましいところです。単焦点のコンパクトなレンズを付けてみたい気もしますし、EOS30Dみたいに1本で私の撮影スタイルをほぼカヴァーできるようなレンズを付けたい気もします。

今月はお金を使いすぎですぐには買えませんから、じっくりと考えてみたいと思います。

2009年6月13日(土)曇

ペンタックスK10Dの写真です。別サイト「フィルムを通せば」(LINK)用に撮影したので、こちらにも載せておきます。

付いているレンズはペンタックスMX世代のコンパクトなMシリーズの28mm。42mm程度の画角になるので、わりと使いやすい。

今月末に、簡易防滴仕様のスタンダードなズームレンズが発売になるので、その出来を見てから決めたいと思います。古いレンズだと露出決定がストレスになるので。

少し前から父親が車を買い替えたいと、週末に試乗しに出かけているので、今日は一緒に行ってみました。

日産でキューブとノート、マツダで新型アクセラ、ホンダでシヴィック・ハイブリッドに試乗。やはり値段相応なんだな、という印象でした。

キューブはデザインを変な風に懲りすぎなので好みではないし、エンジンフィールも雑な感じで、座っていると細かい振動がある。ノートはキューブと同じエンジンのはずですが、きびきびとしていていいのですが、ヴィッツからわざわざ買い換える必要性は感じません。アクセラはちょっとスポーティーなイメージを追求しすぎて、後部座席の居住性をないがしろにしすぎですし、1500だと出足がよくない。シヴィックのハイブリッドは、スムーズで静かで足回りもかっちりしている印象です。ただまあ、ハイブリッドではなく2000の方がパワフルでしょうし、車格に見合うような気はします。

まあ、私は基本的にコンパクトである程度きびきび走れて、デザイン的に魅力のある車が好きなので、今のヴィッツでいいんじゃない、という気がするのですが、父としてはパワフルで広くて運転していて楽しい車が欲しいようです。とはいえ、自宅駐車場の制限から、あまり大きな車は入りません。おそらくシヴィックで最大サイズではないかと思います。結局、まあヴィッツでいいか、ということになる気がします。

2009年6月14日(日)晴

今日は久しぶりに妹と一緒に出かけました。

高校生の頃までは、家族で行ったり、塾に行く前に寄ったりと、餃子の王将には定期的に行っていたように記憶しています。高校を出た頃から、きっかけが何だったのかは、今となっては全く思い出せないのですが、ほとんど行かなくなって早10年、久しぶりに行きたくなりました。餃子とか5品くらい頼みましたが、何を置いても、あのコストパフォーマンスはすごい。ふたりで満腹するまで食べて1700円ですからね。味についても不満はありません。休みの昼ご飯にはたまに行こうと思います。

そのあとは服を見に北花田にあるイオンモールへ。シルエットのすっきりとした短パンが欲しかったので、前回購入した際に1000円引きクーポンをもらったエディ・バウアーへ。7分袖くらいのプルオーバーシャツが涼しそうだったのですが、欲しい色でサイズがないので取り寄せてもらうことにして、短パンもちょうどいいものがあったので購入。最近、ちょっと服を買い過ぎな気もしますが、1年に一度くらいしかないことなので、まあよしとしましょう。

ユニクロも安くていいですけど、素材とデザインがもうちょっとなところもありますし、最近はスリムな場合が多くて、私の体型には厳しいこともあります。その点、エディ・バウアーはモノとしては値段相応だと思いますし、わりとゆったりとしたシルエットのものが多い。デザインもシンプルで好みです。会社から近いところでは心斎橋に、またアウトレット店舗がりんくうプレミアムアウトレットにあるらしいので、一度行ってみたいです。

今週末は久しぶりにゆっくり休めたので、日記もこのように2日連続で書いていますし、「フィルムを通せば」用の文章も書けました。リフレッシュした、という感じが強くします。

休日出勤には、もちろん理由がありますし、それは仕事を進める上で休日にクリアしておくべき事柄であることも明白なので、出るのが嫌だということはありません。今週末も私は出勤していないだけで、リーダーと部長は出ているはずです。仕事が生活に占める割合は人それぞれでしょうし、私は比較的その割合が低めでないと続かないタイプです。休みなんてなくていい、という人もいれば、仕事は生きる上でのお金を得るための手段でしかない、という人もいます。私はこのどちらの意見についても、若干の違和感を感じます。

仕事=人生というのは、やはりちょっと違う気がします。成人してからの人生の大部分を仕事が占めることは確かだと思いますが、それだけが人生ではないはずです。そしてまた、同じ理由で仕事は単なる手段ではないと思います。まあ、仕事と人生という二元論で論じることに無理があるわけですけど、私の場合は仕事で充実感を得るのが一番嬉しいですが、それだけでは息が詰まってしまいます。そのシビアな世界から離れた時間と、その中での充実感も必要です。

まあ、私の場合は今まで通りがちょうどいいバランスだと思うので、あまりうじうじ考えることもないんですけどね。ついつい時間があると考えてしまいます。習慣みたいなものなので。

2009年6月20日(土)曇

今日は会社の友人と『トランスフォーマー・リベンジ』を観に行ってきました。上映時間が2時間半ほどあるのですが、中弛みすることなく、ラストまで見せてくれる映画でした。壮大で深遠なテーマとか、繊細な感情描写とかを望む人には勧められませんが、楽しむために映画を観たいのならば、お勧めできる一本だと思います。ただまあ、前作を観ておく必要はあると思います。

映画を見に行く前に、日本橋に寄ったので、ペンタックスK10D用のレンズを中古で探しました。最近は電器屋さんでも、中古のレンズを扱うところが多いので嬉しい限りです。とはいえ、玉数は昔から中古カメラを扱っているお店の方が多いのも事実で、私が欲しいと思っていたDA18-55mmF3.5-5.6AL IIはひとつもありませんでした。まずペンタックス自体が少ない。あったとしてもボディとレンズのセットかボディ単体で、レンズだけというのがない。

日本橋の商店街を南から北まで歩いて、パークスシネマに行くついでに、難波のカメラのなにわに寄ってみたところ、9800円の中古があったので購入。中古とはいえ、あまり使った形跡のない美品でした。ボディと合わせて2万9800円でディジタル一眼レフが買えたことになります。30Dの1/4くらいです。

K10Dに付けてみると、コンパクトでいい感じです。まあ作り自体はよくないし、フォーカスが普通のモーターなのでキヤノンのUSMのようにほぼ無音で素早く動作する、という感じではなく、ギアの音とともにちょっとラグがあってからピントが合います。あとはレンズとしての性能ですね。このクラスだとあまり期待ほどのこともないとは思うものの、がっかりはしたくないものです。また近いうちに試写をしたいと思います。

明日は父の誕生日なので、家族で夕食を食べに行きます。今回は奈良の壷坂寺の近くにある和食。私はまだ行ったことがないので楽しみです。

少し前までは、イタリアンとかフレンチの方が好きだったんですが、最近は和食の方に魅力を感じるようになりつつあります。こってりしたものを食べると、あとでしんどくなったりするので。やはり年なのかなあ、と実感してしまいますね。今年で29、来年には30ですから。思い描いていた30歳の男性は、こんな程度ではないのに、という意味でちょっとショックです。

2009年6月21日(日)曇一時晴

今日は夕方から家族で夕食を食べに、壺阪山駅まで。左の写真はお店内部のものです。古い民家を改装して使っているらしく、雰囲気のあるところでした。

昨日購入したレンズの試写を兼ねて、歩きながらぽつぽつと撮影。夜景や室内の撮影ができましたし、まあまあ天気のいい時間帯だったので、空の色の再現も確認できていい感じです。

色再現については全く問題がなく、RAW現像の段階でパラメータを変えてあげれば、派手にもできますし、落ち着いた印象にもできます。ただ、細部描写がどうも甘いようです。無限遠にピントを合わせているはずなのに、建物のエッジや文字がはっきり見えない。シャープネスを上げればいいのかもしれませんが、それだけではないような甘さです。

まあ比較対象がEF 17-40mm F4L USMという、実売価格ベースで4倍ほどの差があるレンズなので致し方ない部分はありますね。サイトにアップするサイズにまで縮小すると気にならないですし。ただまあ、もうちょっと頑張ってもいいんじゃないか、とは思ってしまいます。

ボディの方はとても優秀で、まずボディ内手ブレ補正はとても有用です。上に載せている写真のシャッター速度は1/4秒です。柱に寄りかかってカメラを可能な限り固定して撮影しましたが、ブレが気にならない程度に抑えられています。

私はほとんど絞り優先AEで撮影しますが、カスタムファンクションから前後の電子ダイヤルで露出補正と絞りをコントロールするようにしてあります。標準設定では露出補正ボタンを押しながらダイヤルを回すのですが、それではちょっと不便ですから。あとK10Dの露出モードは理解すると、驚くほど便利です。ハイパーマニュアルは動きを理解すると、露出補正する必要がありません。マニュアル露出に慣れている人にとっては、とても便利なモードです。私はEOS30Dとの兼ね合いもありますし、慣れているので絞り優先で使っていますが、近いうちにハイパーマニュアルしか使わなくなるような気もします。

レンズに関しては若干不満も残りますが、コンパクトで比較的軽いことは事実ですし、30Dとうまく使い分けていきたいと思います。